Getty Images

写真拡大

1日、テレビ東京「SPORTSウォッチャー」では、ジュビロ磐田・中村俊輔のインタビューを放送。ピース・又吉直樹と綾部祐二が聞き手となり、衰えを知らない38歳のプレーに迫った。

まずは、38歳にして移籍を決断した中村に、綾部はプレッシャーの程を尋ねた。すると中村は「名波さんの権限があって、10番というユニフォームを着させてもらって、それなりの責任というか・・・」とその重さを口にするも、「プレッシャーがあったほうが人間は上達する」とボジティブに語る。

また、"大ベテラン"の域に入ったキャリアの話題になると、「こないだカズさんが50歳になって、そことは比べないでほしい」と三浦知良の名前を挙げた中村。サッカー界の「キング」については、「いつまでもサッカー小僧というか、隣になった時にずっと訊いてくるんですよ。”お前だったら、どういう感覚で俺に(ボールを)出す?”とか。もっと他の話をしたいんですけど、ずっとサッカーの話」と明かすと「ストイックというか、サッカーとの向き合い方が比べ物にならない」と語った。

その上で、自身の衰えに言及すると、「若い時のプレーどうしてたかなとか、キレちょっとなくなったかなとか、そういう風に客観的に自分を見るような作業はしてます」という。その上で「色んな数値で分かったりする」と前置きした中村は、「去年やって、20歳の時と全然変わってなかった。”なんかやりそうだな、あいつ(ボールを)持ったら”というのはいつも思ってる。持ったら他と違うところを見せたいなっていう欲はある」として第一線での活躍に意欲をみなぎらせた。