ベルナルデスキ活躍のヴィオラがウディネーゼに快勝《セリエA》

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▽フィオレンティーナは11日、セリエA第24節でウディネーゼを本拠地スタディオ・アルテミオ・フランキに迎え、3-0で快勝した。

▽前節ローマ戦を0-4と大敗して6試合ぶりの敗戦を喫した8位フィオレンティーナ(勝ち点37)は、負傷明けのカリニッチがベンチスタートとなり、出場停止のC・サンチェスに代わってトモビッチを3バックの右に起用した。

▽開始30秒にババカルが枠内シュートを浴びせたフィオレンティーナが、立ち上がりから押し込んでいく。自陣に引くウディネーゼに対し、21分にはバデリのボレーシュートでGKを強襲。続く25分にはババカルのヘディングシュートでゴールに迫った。

▽そして、押し込み続けたフィオレンティーナが41分に押し切る。ベルナルデスキのミドルシュートはバーを叩いたものの、ルーズボールをボックス右のボルハ・バレロが胸トラップからゴール左に決めた。

▽後半からヤンクトに代えてバドゥを投入したウディネーゼに開始3分、D・サパタのヘディングシュートでゴールを脅かされる。しかし、至近距離からのシュートをGKタタルサヌがファインセーブで阻止した。その後も前がかるウディネーゼに58分、テローのミドルシュートでGKタタルサヌを強襲される。

▽しかし、凌いだフィオレンティーナが62分に突き放す。ボックス手前中央からババカルが思い切りよくミドルシュート。これがDFにディフレクトしてゴールに吸い込まれた。

▽余裕の展開としたフィオンレンティーナはケガ明けのカリニッチを投入。さらにヒザを打撲したヴェシーノを大事を取ってベンチに下げていく。

▽すると79分、ボックス手前右で得たFKをベルナルデスキが直接狙うと、壁に入っていたフォファナの手に当たってPKを獲得。これをベルナルデスキが決めて3-0と快勝したフィオンレンティーナが勝利を取り戻し、7位ミランに暫定勝ち点で並んでいる。