高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの これから、何する?」。2月7日(火)の放送では、ディベートの達人・スキップ・スワンソンさんとジェシカ・ディクスさんから、その魅力について教えてもらいました。



スキップさんは2月10日(金)から開催される高校生のためのディベート大会「2017高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会」の理事で実行委員。一方、ジェシカさんはディベートメイト・ディレクター。そんな2人から、まずはディベートとは何なのかを教わるたかみな。スキップさんは「あるルールのもと英語を用いて、品格のある自信を持った話し方で自分の気持ちを伝える、討論すること」と言い、欧米では広く普及していて、ハリウッド俳優のブラッド・ピットやオバマ前大統領も高校時代は“ディベーター”だったとか。最近では日本の高校の英語の授業でも取り入れられているそうです。

その魅力としては「相手に気持ちを簡潔に伝えることができること」とスキップさん。そして、そのためには相手のことを決して否定しないことが大事。品格のある話し方というのは、相手を尊重しながら理解していくことだとスキップさんは言います。

そんなディベートについて、最初に教わったのは自分自身の気持ちを伝えるのに最強のフレーズ。まずは“That’s a great idea, but have you considered looking at it this way”、直訳すると「それはなかなか素晴らしいアイデアですね。もうひとつの考え方として○○はどう思います」ということ。これは、相手を褒めて対立を避けつつ、ポジティブな言い方でお互いにいい結果に導く、なんともステキなフレーズです。早速ジェシカさんからその発音について学ぶと「リズムがいいですね」と褒められたたかみな。英語を話す際のポイントとしては、声に抑揚を持つと相手が聞きやすいそうです。

ちなみに、ジェシカさんはイギリス出身でスキップさんはアメリカ出身。どちらも英語が母国語ですが、両者ではやはり違いがあるようです。以前、アメリカ・ロサンゼルスに1年間住んでいたジェシカさんは、「話し方を変えないとなかなか伝わらない、それぐらい違っていた。カフェに入っても“ウォーター” が通じなかった」とポロリ。なんと“T”の発音が全然違うそうです。

そして、ディベート中のジェスチャーについての話題になると、よく使うものとして質問するときのポーズをスキップさんがレクチャー。左手を頭の上に、右手を斜め上に伸ばすのですが、その由来にたかみな爆笑。なんと、左手を頭に乗せるのはかつらが落ちないようにするためだとか。かつてイギリスの議会では身だしなみとしてみんなかつらを被っており、それが外れないように左手で支え、右手は武器を持っていないことを示しているそうです。

その後もガンジーのスピーチから、命令形で短い言葉はインパクトが強く、心に響くことを学び、さらにはジェシカさんからイギリスの若者たちの間で流行中の言葉、“That’s wicked”(ヤバい)、“No way”(マジで)を教えてもらうと、たかみなはすぐさま活用。初のディベート体験にも「身近に感じられるようになりました!」と満足していました。

2月8日(水)は、ベスト3先生としてスムージー先生が登場します。お楽しみに!

【番組概要】

番組名:高橋みなみの「これから、何する?」

放送日時:毎週月〜木 13:00〜14:55

パーソナリティ:高橋みなみ

番組ホームページ:http://www.tfm.co.jp/korenani http://www.tfm.co.jp/korenani

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聴取期限 2017年2月14日 AM 4:59 まで

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