江角マキコ「もう迷わない生活」より

写真拡大

 江角マキコ(50)が突然引退した“事件”は、芸能界をザワつかせている。このところ開店休業状態だったとは言え、引退となると話は別だ。しかし、江角マキコはこの件の前から孤立していたという。

「もともと、ラクガキ事件の頃から孤立を深めていた彼女。そんな江角を守ろうとしていたのが、今回、不倫相手とされたA氏(51)と彼女が設立した個人事務所の所長、B氏です。A氏とB氏が親しかったかのように江角は答えていますが、週刊誌に対して、B氏がその事実を否定。B氏に嘘をついてまでA氏の存在を真っ当なものだと主張しています。それだけ心底頼ってしまっていたのが、A氏という存在なのです」(芸能記者)

■詐欺疑惑があっても厚い信頼

 江角マキコは、このA氏に相当依存しているようだが、そもそも江角はA氏に多額の資金を巻き上げられたような状態。一体どうなっているのだろうか。

「江角は今回、A氏に支払った金銭の返金交渉で6時間もの密会に及んだと弁明しています。ですが、詐欺にあったのなら弁護士などの代理人を立てて交渉すべきです。それをしないということは、A氏に会いたがっている、信頼したがっていると思われても仕方ありません。不倫ではなく、”洗脳状態での交際”と呼ぶのにふさわしいのではないでしょうか」(芸能プロ幹部)

 この芸能プロの発言が正しいならば、ことは詐欺より複雑。一部報道では、江角は2億円を騙し取られたようだが、今のままだとさらに深みにハマる可能性もある。不倫よりもやっかいな、洗脳状態にあるとみる関係者も少なくはないという。江角マキコを止める人はいなかったのか。芸能界に仲間を作ってこなかった彼女の、深い迷走はこれからも続きそうだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。