日本テレビ『東京タラレバ娘』公式サイトより

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 吉高由里子(28)主演の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)が好調な滑り出しを見せている。初回から平均視聴率2ケタをキープし、放送直後は毎週感想コメントが飛び交うなど盛り上がっている。

 吉高といえば、昨年7月に関ジャニ∞・大倉忠義(31)との交際が報じられるなど、充実したプライベートを送っているように見えるものの、こちらは暗雲が立ち込めているとの見方がある。やはり、ジャニーズ事務所の“圧力”が存在するというのだ。

「ドラマは漫画家・東村アキコ氏(41)が手掛ける同題作品の実写化で、30代独身女性の理想や願望などを詰め込んだ“タラレバ話”と、それに対する厳しい現実を描くラブコメディ。吉高は、恋愛のルールさえ忘れてしまった主人公・鎌田倫子を演じています。でも、実際の吉高は大倉と交際中の“リア充”そのもので、一部では破局説も報じられていますが、現在も2人の関係は継続している。当初は『吉高は“遊び”のつもりなのでは?』との見方もありましたが、思いのほか仲良くやっているようです」(芸能プロ関係者)

 しかし、恋愛スキャンダルに厳しいジャニーズが黙っているワケもなく、特に今回の件に関しては、藤島ジュリー景子副社長(50)が猛反対しているというのだ。

■近年では珍しいほどのマスコミへの圧力?

 2人の交際をジャニーズが危険視する理由について、週刊誌記者はこう見る。

「関ジャニ∞は、ジュリー副社長の大のお気に入りグループ。その中でも大倉はルックス人気が高いメンバーだけに、熱愛スクープが許される雰囲気ではない。最初に写真週刊誌『フライデー』(講談社)で吉高との交際が報じられた後、大倉はマスコミの取材に応じて『お友達です』と説明したのですが、10月にはバリ島旅行が発覚。この時、ジュリー副社長はメディアに対し、近年では珍しいほどの圧力を掛けて、後追い取材を禁じています」

 この時、ジャニーズ側は『お相手の吉高さんはドラマ主演を控えていますし、迷惑が掛かるから』と説明していたが、本心は別れさせる気満々だったのではと囁かれている。現在は吉高の『東京タラレバ娘』大成功で、いやでも大倉との交際が最注目される事態となっている。もはやお家芸ともいえる“報道統制”だが、ジャニーズは昨年のSAMP騒動でイメージダウンしたばかり。あまり派手に圧力を振りかざしていると、大きなしっぺ返しを食らいかねないだろう。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。