記者は三軒茶屋在住なのですが、一昨年に同地でオープンした「いきなり!ステーキ」が賑わっています。外から見ると、いっつもお客さんが入ってるもの。

というかこのステーキ店、店舗数がドンドン増えてますよね? 各エリアへ、かなりハイピッチに高速出店。私は“お肉派”なので、個人的にも近所で営業してくれてるのはうれしい限りです。

タップするごとに「いきなり!ステーキ」社長が肉を切って焼いていく


そんな同チェーンの戦略をそのままコンセプトにしたかのようなゲームが、妙に興味深いです。昨年12月にiOS 版がリリースされたスマートフォン用アプリゲームのタイトルは、そのものズバリ『いきなり!ステーキ王国』


「いきなり!ステーキ」を運営する株式会社ペッパーフードサービスによってリリースされたこのゲームの遊び方ですが、画面をタップするほどに「社長」(要するに同社の一瀬邦夫社長)がお肉を切ってお客様へステーキを提供。


切ったお肉の枚数や稼いだコインによって日本全国、はたまた世界中へ出店していくという、まさに『いきなり!ステーキ』の勢いそのままを形にした体験型ゲームになっています。

私もやり始めて数日経つのですが、関東〜関西〜東北を経て現在は沖縄・九州エリアにて奮闘しております。


女性店員も「世界一のお店にしましょう」と心強いセリフで後押ししてくれるし。


また、一人でお肉を切るのは限界があるので、コインを使ってスタッフを増やしたり、


鉄板の容量をアップさせたり、バルーンを使って集客効果を狙ったり、新しい土地へ進出すると今までとは違ったお客さんが来店するようになったり、


「肉友クラブパーティ」を開催すると一挙に大勢のお客さんが押し寄せたり、


様々な展開が矢継ぎ早に訪れます。

全宇宙に「いきなり!ステーキ」を出店したらクリア


東京銀座からスタートした「いきなり!ステーキ」は、その後に出店していく地域を重ねています。ゲーム中では、出店エリアによってシェフ(一瀬社長)の衣装と背景、そしてお客さんが様変わりしていく模様。例えば、関西エリアでは社長とスタッフがタテジマの野球ユニフォームを着こなしていました。


「ゲーム中では、出店地域に由来したコスプレをした社長を見ることができます。例えば東北地方に出店する際には、東北地方の戦国の雄『伊達政宗』になりきったり、中部地方に出店する際には名古屋のトレードマーク『金のシャチホコ』をかぶってみたり、ニューヨークに出店する際には『自由の女神』になりきってみたりと、様々にコスプレをいたします」(同社・川野さん)



それにしても、記者はゲームを始めたばかり。実際、「道はまだまだ長い。気を抜くなよ」と叱責されてしまいました。


この『いきなり!ステーキ王国』、果たして何がどうなればゲームクリアとなるんでしょうか?
「このゲームは、一瀬社長とともに日本全国・世界中・宇宙に『いきなり!ステーキ』を出店していくことが目的となります。全宇宙にお店を出店するとゲームクリアになります」(川野さん)



全宇宙!? まさか本気でそんなことは考えていないでしょうが、海外進出に関して言えば現実社会でも有り得る話。事実、「いきなり!ステーキ」は2016年にニューヨークへの出店を果たしています。
もし宇宙に進出したら、一体どんなコスプレをするんでしょうかね……?
(寺西ジャジューカ)