高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。1月16日(月)はサプライズマンデー! たかみなに代わって、乃木坂46の若月佑美がパーソナリティをつとめ、ゲストにはアニメーション評論家の藤津亮太さんが出演。最近のアニメ映画事情について教えてもらいました。



昨年は「君の名は。」をはじめ、「聲の形」や「この世界の片隅に」など、たくさんのアニメ映画が大ヒット。なぜこうも人気なのかと言えば、“アニメを見る年齢層が広がっている”、“アニメを特別に考える人が減った”、“おもしろいアニメが多い(アニメの表現力の深さ)”と藤津さんは分析。なんでも、いまやファン層は50代後半にまで及び(その世代が物心がついたときからアニメを見ていた最初の世代だとか)、以前は子どもやマニアのものとして捉えられていたものが一般化してきたことが大きいとか。さらには「日本のアニメは画として素晴らしいだけじゃなく、まるで実在にいるかのように表現する、その表現力がここ10年でかなり高まってきている」と藤津さんは断言。

特に「君の名は。」の空前のヒットに関しては若月も気になるようで、その理由を藤津さんに直撃。すると「『君の名は。』はスタートダッシュで10代の若者が大きく反応したんですが、理由はテレビで10代に向けた作品がなかったから。さらには彼らが自分の気持ちを託せる作品がなかったから。最近ではアニメか少女マンガの実写映画がその受け皿になっていたんですけど、それを観ていた人たちが反応したんだと思います」と語り、さらにはシンプルなストーリーが年齢問わず好評だったことも挙げ、「あらすじに面白そうな要素がたくさん入っていて、なおかつ気持ちを誘導させる演出になっていたり、一言で面白さが伝わるストーリーが強みでしたね。よくある感じなんですけど、実際に観てみるとその他にもいろいろあって……それを、体験してきた人同士が話せるという面白みもありました」と分析してくれました。

ちなみに、そんな藤津さんが「君の名は。」に続いて今年注目しているヒットしそうなアニメ映画としては、かつて「攻殻機動隊」を手掛けた神山健治監督のオリジナル長編作品「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」。元スタジオジブリのスタッフである米林宏昌監督による「メアリと魔女の花」。そして、すでにアメリカでは大ヒットしている日本が舞台の映画「Kubo and the Two Strings」の3本をピックアップ。また、今後アニメ化してほしい作品としては「マンガ原作は多いんですけど、最近は小説のアニメ化も多く、エンタメ系の小説はいいアニメになるといいと思います」と話しつつ、伊坂幸太郎さんの小説「死神の精度」をプッシュしていました。

1月17日(火)は、開運アドバイザーの安斎勝洋さんが登場します。お楽しみに!

【番組概要】

番組名:高橋みなみの「これから、何する?」

放送日時:毎週月〜木 13:00〜14:55

パーソナリティ:高橋みなみ

番組ホームページ:http://www.tfm.co.jp/korenani http://www.tfm.co.jp/korenani

番組SNS:

LINE=@korenani

Twitter=@KoreNaniTFM

Instagram=korenanitfm



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聴取期限 2017年1月23日 AM 4:59 まで

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