画像はイメージです。画像出典:Moyan Brenn / Japan (from Flickr, CC BY 2.0)

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このままいけば、2019年に元号が変わる可能性があると各メディアが一斉に報道した。ここで国民の関心は新たな元号が何になるかということに。Twitterなどネット上は新たな元号に関する予想で大いに盛り上がっている。

元号ジェネレーターが話題に!


まず日本の元号だが、飛鳥時代の「大化」から現代の「平成」まで247の元号が使われてきたのだが、意外なことに使われた漢字の数は72しかない。中でも「永」が29回、「元」が28回、「天」が27回と多く使われている。




こういった背景から、プログラマーで小説『数学ガール』(SBクリエイティブ)の著者・結城浩氏が、これまでに元号で使われた漢字からなるすべての二文字列を生成する「元号ジェネレータ」を作成。総数は4,900個で新たな元号となってもおかしくないような文字列もちらほら。「『亀亀』とかいう謎すぎる元号もあるけど、わりとそれっぽくてワロタ」「『嘉慶』とかなったらこの元号生まれの人は生年月日を書くたびに発狂するなwww」「書くのがくっそ楽そうなので『大万』で。なんか縁起良さそうじゃね?」と、感想が寄せられている。

Twitterでも元号予想が白熱 新元号の条件は?


Twitterでは「#いちばんかっこいい新元号を考えたやつが優勝」というハッシュタグが作られ多くのユーザーが自分で考案した元号をあげている。その中には「西暦」「懲役」「熟成」といった〇〇年に繋がる熟語も。また「明治」や「慶応」といった元号がこれまでに使われてきたことから、「『早稲田』も元号にしよう!」「『立教』ってそれっぽいしいいだろ!」「『上智』なら違和感ないしカッコいい!」と言い出す人も。

冗談はさておき、本気で予想をするとなると、大平内閣による「昭和54年10月23日閣議報告」が参考になりそうだ。新元号の候補を検討するにあたり以下の事項を留意するものと書かれている。

ア 国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。
イ 漢字2字であること。
ウ 書きやすいこと。
エ 読みやすいこと。
オ これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。
カ 俗用されているものでないこと。