18日放送、NHK「サンデースポーツ」には、ニューヨークヤンキース・田中将大が生出演。今季14勝を挙げた2016年シーズンや子育て、そしてWBC出場の可能性について語った。

今季は31試合で先発している田中だが、シーズンを振り返ると「9月に2登板飛ばしてしまった。33試合いけたので、ちょっと少ない」と自己評価は厳しめ。ローテーションを守る責任感の強さを感じさせつつ、「要領が分かってきた」と手応えも口にした。

それでも4月は1勝、5月から7月は毎月2勝と前半戦は思うように勝利を挙げることはできなかった。それでも、「精神的には苦しかったですけど、投球内容はそこまで悪くなかったですし、今年はそういうことが続いてもチームが勝てばいいという気持ちだった」とキッパリ。後半戦では7連勝を挙げる活躍を見せ、「前半あれだけ苦しんだから後半は必ずいいことになって返ってくるって信じていたので、こういう時期があってよかったなって思いながら」と話した。

また、今年2月に第一子が誕生した田中は、妻の出産にも立ち合ったようで「やっぱり女の人は大変。男の自分には耐えられない。本当によく頑張ってくれました」と感謝を述べると、「今まで以上に家に帰って落ち着く。楽しみな時間が増えた。近所ですけどベビーカー押しながら（散歩もする）」と照れた。

その他にも同番組では、来年3月に行われるWBC出場の可能性についても訊かれている田中。「こればっかりは今ここでコメントすることは難しい」と前置きし、「WBCでしか代表のユニフォームを背負って戦うことはできないので、やりたい気持ちはもちろんありますけど・・・」と言うに留めた。