現在、スネ夫の声優を務める関智一(写真は今年3月に撮影したもの)

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 アニメ「ドラえもん」のスネ夫役などで知られる声優の肝付兼太さんが亡くなったことを受け、2005年より肝付さんから引き継ぐかたちでスネ夫の声優を務めている関智一が24日、自身のTwitterで哀悼の意を表した。

 関は「尊敬する先輩が旅立たれました」と切り出すと、「役を継がせて頂いたあの時、あたたかい言葉で背中を押して下さいました。以前拝見したマイク前のあの背中。僕には間違いなく無邪気な子供のそれに見えました」と振り返り、「以来、憧れの背中に指先だけでも触れられるよう大きな目標になっています。肝付さんお疲れ様でした」と肝付さんへの思いをつづった。

 肝付さんはスネ夫のほか、「銀河鉄道999」の車掌、「おそ松くん」のイヤミ、「それいけ!アンパンマン」のホラーマンといった個性的なキャラクターたちの声を数多く担当。20日、肺炎のため80歳で亡くなった。(山田貴子)