モトローラのSIMフリースマホ「Moto G4 Plus」の指紋認証や基本機能を紹介!ロック解除速度をiPhone 6sとも比較【レビュー】

モトローラのSIMフリースマホ「Moto G4 Plus」の指紋認証や基本機能をレビュー!

日本初のデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)対応のスマートフォン(スマホ)「Moto G4 Plus(型番:XT1642)」(Motorola Mobility製)がモトローラ・モビリティ・ジャパンから7月22日に発売されました。

内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージ(eMMC)の違いによって2GB RAM・16GB eMMCモデルと3GB RAM・32GB eMMCモデルがあり、それぞれ価格が32,800円および35,800円(ともに税別)。Amazon.co.jpでは3GB RAM・eMMCモデルのみが販売されています。

筆者も予約して購入し、これまでに開封して外観や同梱物を紹介したほか、注目のDSDSについて伝えてきました。レビュー3回目の今回は、指紋センサーによる生体認証や基本機能について画面画像と動画でレポートしたいと思います。

【基本機能はほぼPure Android】


ホーム画面(画像=左)および通知画面(画像=右)

まずはMoto G4 Plusのホーム画面やアプリ一覧、設定、プリインストールアプリなどの基本機能を紹介していきます。基本的にGoogleの「Nexus」シリーズといった「Pure Android(素のAndroid)」に近く、ホームアプリもGoogle Nowランチャーを採用。Motorola Mobility独自のカスタマイズもほぼされていないように思われます。


通知をさらに下に引くと設定スイッチ画面(画像=左)および設定画面(画像=右)



Moto G4 Plusのアプリ一覧

アプリ一覧(ドロワー)は縦にスクロールするタイプで、プリインストールアプリは27個とかなり少なめです。そのほとんどがGoogleアプリとなっています。また、設定もデュアルSIMを変更できるSIMカード以外は、Nexusシリーズとほぼ同じ。

【指紋認証機能を紹介】


指紋認証の設定は初期設定のほか、設定の「セキュリティ」から「指紋」にて行なえます

指紋認証はかなり珍しいタイプで、ディスプレイの下中央に触れるだけでロック画面解除がされる指紋センサーが搭載されています。

いわゆるNexus 6Pなどの背面に指紋センサーが搭載されている機種と同等の機能で、他のディスプレイの下中央に指紋センサーを搭載する「iPhone」シリーズや「Galaxy」シリーズ、「FREETEL SAMURAI REI」などはホームキーと共用となっているため、一度押し込まないといけませんが、Moto G4 Plusの場合はホームキーの機能はないため、指紋認証の設定をしておけばタッチするだけで画面ロックが解除されます。



画面の指示に従って予備の画面ロック方式を選び、指紋を登録していく





Moto G4 Plusで指紋の登録完了



指紋は最大5つまで登録可能

また、背面にある指紋センサーの機種と同様に新認証による画面ロック解除はかなり高速で、印象としてはiPhone 6sよりも速く感じます。認証精度も設定時の読み取り回数が比較的少ないにもかかわらず良いように思われました。

デザイン面や機能面ではいまいちディスプレイの下中央に指紋センサーだけを搭載するのは好ましくないと思っていましたが、少なくとも指紋認証だけを考えれば、背面よりもタッチしやすい位置にあり、またタッチした後も自然と操作に移れるので良いように思います。

指紋認証による画面ロック解除をiPhone 6sと比較したり、ホーム画面やアプリ一覧、通知、設定などのMoto G4 Plusの基本操作を行っている動画を紹介しておきます。


動画リンク:https://youtu.be/


指紋の名前が変更可能(画像=左)および画面ロック解除以外にGoogle Playストアで利用可能(画像=右)


【ベンチマークで性能をチェック】




アプリ「CPU-Z」によるMoto G4 Plusの各種ハードウェア情報

最後にMoto G4 Plusの性能をベンチマークで紹介しておきます。動作自体はさきほどの動画にもあるように基本的な操作はかなりサクサクと動きます。

ディスプレイは5.46インチフルHD(1080×1920ドット)液晶、チップセットは64bit対応Qualcomm製「Snapdragon 617(MSM8952)」を搭載し、CPUはオクタコア(1.52GHz×4コア+1.21GHz×4コア)、GPUは550MHzの「Adreno 405」を搭載。

その他はmicroSDXCカードスロット(最大128GBまで)および約1600万画素CMOSリアカメラ、約500万画素CMOSフロントカメラ、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0+EDR、A-GPS、3000mAhバッテリーなど。



各ペンチマークの結果はAnTuTu Benchmarkが47160、GeekBench 3のシングルコアが726、マルチコアが3151、3DMarkのIce Storm Unlimitedが9865、Quadrant Standard Editionが26176といったところ。

例えば、AnTuTu Benchmarkで比較するとアプリのバージョンは異なるものの、コストパフォーマンスが高いとして人気のHUAWEI G5が36000台、AXON miniやFREETEL SAMURAI REIが37000台、ZenFone 2 Laser ZE601KLが35000台などとなっており、このクラスよりも多少良い結果が得られています。

実際にはこれらの機種よりも若干高くなっているので、性能およびDSDSの分と考えれば、DSDSによってランニングコストが抑えられるのであれば十分高くつくのも許容できそうです。

一方で、外観などは他の機種と比べると少し下の価格帯との比較でもいまいちな印象を受け、そういった面ではおすすめはできないのかなと思います。

また、Motorola Mobilityは現在は、Lenovo傘下となっており、起動時に「Lenovo」と主張の強いロゴも表示されるのもせっかくの「モトローラなのに……」と思う人はいるかもしれません。

とはいえ、Moto G4 Plusはプリインストールアプリが必要最小限しか搭載されておらず、快適に動作しますし、DSDS目当てであれば価格.comなどの評価の通りに満足度の高い機種だと思われます。



記事執筆:memn0ck


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