9年がかりで作られた非公式ポケモン「Pokémon Uranium」が公開中止に

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先日、『ポケットモンスター』をテーマにした非公式ファンメイドRPG『Pokémon Uranium』がウェブで公開されましたが、開発チームから公開停止がアナウンスされました。任天堂の米国法人Nintendo of Americaの担当弁護士から何回もの警告を受けて、その要望を「深く尊重して」とのことです。

『Pokémon Uranium』は海外のポケモンファン達が9年がかりで作り上げた非公式のRPG。原発から漏れ出た放射能により......といった不穏なプロローグから始まる同作は、「原子力(Nuclear)タイプ」のボケモン150種類、トレーナーとポケモンとの会話、オンラインでのトレードやバトルなど、意欲的な新要素を詰め込んだもの。開発にはRPG Maker XP(RPGツクールXP)が用いられたWindows PC用ゲームであり、製品版ポケモンが改造されたわけではありません。

その公式サイトでは150万以上ものダウンロード達成の報告とともに、ダウンロードのリンクを撤去したと告知。ユーザーが勝手にアップロードしたファイルについては検証できないため、非公式サイトからのダウンロードは注意するよう呼びかけています。

任天堂ゲームのファンメイド作品といえば、4月には『ゼルダの伝説』生誕30周年を記念した2.5D版のゼルダが、今月には『Another Metroid 2 Remake』(ゲームボーイ用『『メトロイドII RETURN OF SAMUS』』の非公式リメイク)が公開中止にされたばかり。任天堂も存在を知ったからには、自社IPを守るためにも看過できない事情があるかもしれません。もし可能であれば『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズが好きすぎて勝手にリメイクを繰り返し、ついにはセガに公式な新作『SONIC MANIA』の開発を認められたChristian Whitehead氏のように、ファンとメーカーの幸福な関係が築かれることが祈られます。