スポーツ各界から16名が参加したセミナー。11月に誕生するプロバスケ「bjリーグ」河内コミッショナーの姿も。

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 日本経済の元気指数、日経平均が初めて3万円の大台を記録したのは88年。バブル絶頂のリクルート戦線は体育会系がもてはやされ、企業はこぞってスポーツマン気質を求めた。厳しい上下関係に耐えた精神力。多少の不条理は大きな返事と気合で乗り越えてきた。
 あれから17年。当時のルーキーたちは間もなく働き盛りの40歳を迎える。バブルの崩壊を経て、今や各組織でコーチ/管理職を勤める世代の彼らが、ゲーム世代の現代っ子とどう対峙するのか?
 答えを求めてあるセミナーを取材した。

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 東京・銀座に本社を置く株式会社リンクスポーツマネジメント(リンクアンドモチベーション・グループ)は、スポーツ領域を対象とした組織と個人の変革コンサルティング業を営んでいる。わかりやすく書けば「動機づけ」に特化した組織運営や人材育成のノウハウを供給している会社だ。
 プロ・アマを問わずスポーツチームのコンサルティングに、社会心理学の要素を取り入れ、コーチ、プレーヤーを対象に1日〜2日のモチベーションマネジメントの講義を提供。受講者の内面を静かに、しかし確実に変えていく。その独特なアプローチは各方面から高い評価を得て、最近では日本サッカー協会のS級(最高レベル)ライセンス講座にも選定された。

 この日の講師は同社取締役社長の山谷拓志(35)。スポーツマネジメント分野におけるコンサルタントの第一人者だ。慶応大学アメフト部で活躍した山谷は、卒業後リクルートに入社。人材総合サービス、マーケティング企画、組織人事コンサルタント職を歴任した後、アメフトの強豪、リクルートシーガルズのアシスタントGMを経て、今年1月に同社取締役に就任した。
 「7年間のリクルート(法人勤務)と、3年間のシーガルズ(スポーツチーム運営)。キーワードはいずれも『モチベーション』でした。」と語る山谷。頭ごなしの命令だけでは、人は動いてくれない時代だ。

 高圧的で一方的なセミナーとは一線を画す山谷の講義はやわらかい。一語一句にまで意識を込めた言葉で、受講者全員に問いかける。「変えられること」のみに注力して、「変えられないこと」に対して無駄なエネルギーを費やすのはやめましょう。この日の講義のひとつだった。

変えられること
変えられないこと
自分
思考、行動
未来
他人、環境
感情、生理反応
過去


■感情をコントロールしてる時は、思考・行動が働いている■

 一見、理解しにくそうな文章だが、山谷が説明すると、その意味がクリアに見えてくる。

 ●試合に負けて悔しい(感情)けれど、次に向かっていち早くスタートできる(思考)
 ●彼女に振られて落ち込んだ(感情)から、憂さ晴らしに飲みに行こう(行動)

 山谷のたとえ話は明確でわかり易い。ノートを取りながら無意識にうなずく受講者。
 
 コントロール可能な領域(上図の変えられること)を理解すれば、日々さまざまな出来事で上下しがちなモチベーション(動機)を、自分自身でポジティブにコントロールできるようになる。この『技術』が手に入るのならば、セミナーは有意義なものとなる。なぜなら技術とは、何度でも同じことを反復できる力であるはずだから。

 われわれ人間は日々考え、迷い、答えを欲する。しかし山谷がその答えを教えることはない。受講者自身が自ら答えを導き出せるように「技術」を授ける。それが山谷の役割だ。

 ひと昔前のように上からの命令に従うだけの受動性の時代は終焉を迎えた。人生の選択権は常に各自が持つ、能動性時代の到来を、このセミナーは示唆している。
 スポーツチームのみならず、改革を望む法人企業の意識改革にも業務は拡大中。モチベーションマネジメントの需要は、今後ますます増え続けることだろう。
 さあ、あなたも変わってみませんか?

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《この日の概要》
スポーツ選手・コーチ向け研修プログラム無料体験セミナー

主催:株式会社リンクスポーツマネジメント
  (株式会社リンクアンドモチベーション100%出資)

《参加人数》16名

《ナビゲーター》  山谷 拓志
(株式会社リンクスポーツマネジメント取締役社長)

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メニュー:

<研修プログラム>
モチベーションマネジメント・プログラム(コーチ向け)
コミュニケーションマネジメント・プログラム(コーチ向け)
ロジカルシンキング・プログラム(主にコーチ向け)
セルフモチベーションマネジメント・プログラム(主に選手向け)
メディアトレーニング・プログラム(選手向け)
キャリアスクールforアスリート(選手向け)

<診断ツール>
スポーツ組織モチベーション・サーベイ(チームと選手の関係性把握)
コーチマネジメント・サーベイ(コーチと選手の関係性把握)
メンバーシップ・サーベイ(選手と選手との関係性把握)
ヒューマンキャピタルポートフォリオ・サーベイ(個人の価値観や指向の把握)

<コミュニケーション変革>
ビジョンシェアリング・プログラム(理念・ビジョンの抽出及び共有)
ビジョン・ムービー(理念・ビジョン伝達映像の制作)

<制度設計>
プロ選手報酬制度の設計
人事制度の設計

<エントリーマネジメント(採用マネジメント)>
選手リクルーティング・プログラム(選手スカウト戦略の立案)
選手リクルーティング・コミュニケーションツール制作

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《講義の概略》
対象となる団体:スポーツ選手、コーチ、マネジメントスタッフなど

必要日数:1日〜2日

最適な人数:10名〜40名

費用その他は直接お問い合わせください。

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《問い合せ先》
株式会社リンクスポーツマネジメント
▽URL:http://www.lmi.ne.jp/for_sports/

電話03−3538−8623
担当:日高
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