米Fox社、『リーサル・ウェポン』『エクソシスト』のテレビドラマ化を決定

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『リーサル・ウェポン』と『エクソシスト』がFoxによってテレビドラマ化されることが決定した。『エクソシスト』はジェレミー・スレイターが書きあげたものをベースにマット・ニックスが脚本を仕上げており、レン・ワイズマンが制作総指揮をとる中、ルパート・ワイアットが監督を務める。

 映画版でメル・ギブソン、ダニー・グローヴァーが主演を務めた『リーサル・ウェポン』はマット・ミラーが脚本、マックGが監督を務める。この作品はマーティン・リッグスとロジャー・マータフ、2人の刑事がタッグを組み事件を解決していくストーリーだ。

 これらのTVシリーズは映画を基に制作されるが、キャラクターたちの背景は少し変更なるところもあるようだ。ドラマ版の『リーサル・ウェポン』ではドラマ『レクティファイ』に出演するクレイン・クレイフォードが演じることになるリッグス刑事はドラマの中で元海軍特殊部隊でテキサス州の刑事だったが自身の妻と子供を殺害されたあとロサンゼルスへと移り住むことになったという設定だ。

 一方、『イン・リビング・カラー』のデイモン・ウェイアンズ演じるマータフ刑事は心臓発作を起こしたばかりのため、おとなしくしておかなければならないのだが、リッグス刑事とタッグを組んだおかげでそうもいかなくなってしまう役どころだ。

『エクソシスト』のTV版は2人の全く違ったタイプの祈祷師2人が家族に取りついた悪魔を取り払うというストーリーとなり、アルフォンソ・ヘレラ、ベン・ダニエルズ、ジーナ・デイヴィス、ブリアンヌ・ハウイー、ハンナ・カスルカ、カート・エジアワンらが出演する。

 Foxはこの2作品のほかにも、女性野球チームを題材にした『ピッチ』、『APB』、タイムトラベルコメディ『メイキング・ヒストリー』、『ザ・ミック』、『24:レガシー』、『スター!』などのテレビシリーズを計画している。