仕事にプライドって必要ですか？

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。5月9日の「社会人意識調査」のテーマは「仕事に人生で培ってきたプライドはいりますか？」。はたして、その結果は……？
（TOKYO FM「Skyrocket Company」2016年5月9日放送より）

番組パーソナリティの本部長・マンボウやしろ（右）と、秘書・浜崎美保（左）

Q.仕事に人生で培ってきたプライドはいりますか？

いる　46.3％
いらない　53.7％
（回答数：244票）

◆「いる」派の意見
「プライドがあって初めてこだわりや職人芸が生まれる。なのでプライドあっての仕事だと思っています」
（東京都 25歳 男性 会社員）

「プライドなんて要らない、って人は自信家だなと思います。たぶんプライド以外で誇れる何かをお持ちだからだと思うからです。僕なんて特に資格も特技も持ってない、知識や技術（経験）も大したことない。なんにもできないからなんでもやるしかない。そんな自分にプライドくらい持ってあげないと可哀想になる（笑）」
（神奈川県 37歳 男性 その他）

「プライドなく仕事をしてきました。でも、最近はプライドを持てるような仕事がしたいと思うようになりました。ヘラヘラ仕事をしてもノリと勢いで許された幸せな20代。30代になったら一転、成果を出さないと存在の意味から問われるとは。精度の高い仕事をして、少しでも自分の仕事にプライド持てるようになろうと思います」
（東京都 35歳 女性 会社員）

◆「いらない」派の意見
「プライドなんて仕事の邪魔にしかならない」
（東京都 25歳 男性 自動車整備士）

「プライドを持つ人というのは、何かひとつのことにこだわりを持っているけど、故に周囲のことが見えてないような人というイメージがあったりします。もちろんすべての人がそうだとは言いませんが、そうなるのが嫌なので、変なプライドは持たないようにしています」
（愛知県 40歳 男性 派遣社員）

「社会に出て働き始めるとオンとオフ という言葉をよく使いますよね。持ち込むべきプライドかどうかを考えることのほうが大事になると思ったので、いったん持ちこむ前に個人として対応するのか、会社人として対応するのかを自分の中でハッキリさせることを重視しています。守るものが少ないほうが攻めやすいですよ！」
（東京都 43歳 男性 会社員）

番組リスナーの投票は「いる」が約46％「いらない」が約54％と、「いらない」派がやや上回る結果となりました。プライドを持つことは仕事へのやる気を上げてくれることもある一方で、その持っていたプライドをへし折られることにより、仕事へのやる気そのものを失ってしまうこともある。まるで「諸刃の剣」のようなものとも言えるでしょう。

【男女でプライドについての考え方に差が】
男女別で見てみると、男性で「いる」を選んだ人は51.3％と過半数に達したものの、女性で「いる」を選んだ人は37.5％と4割を切りました。「男は度胸、女は愛嬌」という言葉もあるように、女性はプライドよりも、それ以外の何かで仕事がやりやすい環境に整えていくことができるのかもしれません。

【プライドの質を上げるためにプライドを折られることは、ある程度必要】
プライドに関連して、褒めることと叱ること、いわゆる「アメとムチ」について言及しながら、最後に本部長・マンボウやしろは「うぬぼれというものが、人の能力を成長させる要素のひとつだと思うんですよね。それが活きてくるのは、10代、20代前半くらいまでで。それだけじゃ限界があると思うんですよ。それよりも高みを目指したときには、プライドを折られて、立て直すことの繰り返し。それを繰り返すことによって、プライドの質もどんどん上がってきて。とにかく目の前のことだけに集中する、そういう領域にたどり着くために、僕らは何度も、折られないといけないのかもしれません！」と締めくくりました。

◆詳しいアンケート結果はこちら https://www.tfm.co.jp/sky/voting/resultからご覧いただけますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

◆5月10日の「Skyrocket Company」アンケートテーマは「仕事がしやすいのは男性上司？女性上司？」です。投票はこちら https://www.tfm.co.jp/sky/voting/から当日15時まで受け付けていますので、ぜひご参加ください。結果は番組内で発表しますのでお聴き逃しなく！