水樹奈々 大好きな「昭和のギャグ」ランキング発表！

声優・歌手として活躍する水樹奈々が、自身がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組で、幼い頃から大好きだったという「昭和のギャグ」をランキング。ライブやイベントで披露する自身のダジャレの原点について振り返りました。
（TOKYO FM「水樹奈々のMの世界」5月2日放送より）

声優・歌手として活躍する水樹奈々

【「奈々ちゃんと喋っていると、おばあちゃんみたい」!?】

番組に寄せられたリスナーから、ライブやイベントで披露している水樹のダジャレには昭和の匂いがするとの指摘が。

「そうなんですよ……私、昭和な女なんです。まわりから、『奈々ちゃんて、超昭和だよね！』と何年も前から……。というか、デビューして間もない頃、ひとり喋りのラジオをやるようになってから、みんなが水樹奈々の内面に気づき出しまして。20代前半から、昭和臭がぷんぷんすると言われておりました」

その理由について、水樹が分析するところによると……？

「たぶんですね、幼い頃の環境にあるんじゃないかと思うんですよ。幼稚園の頃から、お友達はおじいちゃま、おばあちゃま、おばさま、おじさまばかり。同級生の友達よりも、圧倒的に30〜40歳以上離れた、大人のお友達が多かったので、小学校のときから『奈々ちゃんと喋っていると、おばあちゃんみたいだよね』といわれて（笑）。幼いながら、傷ついておりました」

ちなみに、現在は個性として受け入れられているそうです。

「昭和のね、古き良きものを語り継いでいくというか、みなさまの虹の架け橋になるといいますか……。そういう役目もあっていいんじゃないかなって（笑）、思っておりますよ、はい。前向きに捉えております」

【好きな昭和のギャグは、関西色強め】

というわけで、この日の放送では水樹が好きな「昭和のギャグ」をランキング！　1位から6位は次のような結果になりました。

1位　「ごめんやして、おくれやして、ごめんやっしゃー」末成由美
2位　「♪しらけ鳥　飛んでゆく〜」小松政夫
3位　「いらっしゃ〜い」六代 桂文枝（桂三枝）
4位　「だっふんだ」志村けん
5位　「お呼びでない？」植木等
6位　「大阪名物パチパチパンチやー」島木譲二

土曜日のお昼、習字の稽古に行く前にテレビで観ていた「吉本新喜劇」がお気に入りだったそうで、若干関西風味が強めになりました。まず1位は、末成由美さんの人気ギャグ。テンポ感がよく、思わず言いたくなるそうです。

「これ大好きだったの、私！　ズコーっていって……もうね、新喜劇の（ステージの）中に入っていって、ズコーって倒れたかったんですよ、私は！（笑）。男子とか、やってましたね。小学生のときにね、『ごめんやして、おくれやして、ごめんやっしゃー』って言って教室に入ってくるとか」

2位は、小松政夫さんが歌う『しらけ鳥音頭』から。

「小松政夫さんがですね、ちょっと寒い空気になったときとか、コントとかで怒られたときに、この物悲しい歌をね……歌うんですよ。それがなんとも哀愁漂っていて、子ども心にギュンってつかまれたんですよ。なんか、ほっとけないというところで、第2位です」

3位は、六代目を襲名した桂文枝さんの有名すぎるフレーズ。

「ギャグなのか、挨拶なのかって感じですけど……（笑）。誰もが1回は真似をしたくなる、言いたくなるという、馴染みのあるギャグというところで選ばせていただきました」

4位は、志村けんさんが演じる名キャラクター「変なおじさん」の名台詞から。

「もうね、まわりが大変な状況でいろいろなことが勃発して収拾つかなくなっても、このひと言で全部ケリがつくという……。なんて素晴らしいギャグなんだって思います」

5位は、植木等さんの、昭和を代表するギャグ。

「私、あの（植木さんの）すべり芸が好きなんですよ。ドン引き……あれあれ？　アイタタ、アイタタってなって、必死に展開されていくパターン大好きなんですよね。なんか、やっぱり、ほっとけないんです！　ギュンってくるんです」

6位は、こちらも吉本新喜劇で人気の島木譲二さんが、上半身裸になって自らの胸を手で叩くというギャグ。

「言葉だけじゃなくて、体で魅せる……新しい切り口のギャグじゃないかなということで選ばせていただきました」

ちなみに、「Mの世界」番組サイトでは、このランキングの7位を当てるクイズを実施しています。正解がわかったという方は、ぜひ、番組に答えをお寄せください（ちなみに、番組ケータイ・スマホサイトの、5月3日のブログ写真がヒントになっているそうです）。
締切は、5月10日（火）午前1時30分です。

さて、5月9日（月）の「Mの世界」は、水樹奈々の楽曲「レイジーシンドローム」の作詞作曲でもおなじみ、ヨシダタクミさんのバンド「phatmans after school」が登場！　驚きの楽曲制作の裏話も満載です！　どうぞ、お楽しみに。