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外務省の海外安全ホームページでは、「ある先進国で暮らす日本人家庭で、現地校に通う娘が作文で『お父さんとお風呂に入るのが楽しみ』と書いたところ、学校が警察に通報。父親は性的虐待が疑われ、逮捕された」と紹介しています。

また、「旅行中に家族で撮った写真を現像したら、子どもが入浴している写真があるとして警察に通報され、事情聴取を受けた」という事例も紹介されています。

海外では性的虐待だけでなく、児童ポルノに関する規制や処罰も厳しく、日本では全く問題にならない当たり前の習慣も犯罪になってしまうことがあるようですね。

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パパにとっては、娘との入浴がなくなるのは寂しいことでしょうが、成長の過程では必要なこと。思春期を迎える頃には卒業するようにしましょう。親子のコミュニケーションは入浴だけではありません! そんなときにこそ、新たなコミュニケーション方法を見つけてみてはいかがでしょうか?

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<プロフィール>

ナツキレイ

フリーライター/日本語家庭教師

タイ在住を経てオーストラリアへ。現在はオーストラリアの田舎で日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。

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