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NECは25日、WEBサイトと連携するデジタルサイネージを4月1日より香川県高松市内に設置することを発表した。

同社は、世界20カ国以上、2600団体以上にデジタルサイネージシステムを導入してきた実績を持っている。今回、香川県高松市の観光情報を効果的に発信するために、玉藻地区フェリー乗り場、高松シンボルタワー(オリーブタワー内)、JR高松駅、ことでん瓦町、高松空港の5カ所にデジタルサイネージを設置する。

設置されるデジタルサイネージは、高松市が運営する観光Webサイト「高松旅ネット」と連携しており、6言語(日本語、英語、中国語、韓国語、仏語)に対応した観光情報やイベント情報をタッチパネルに最適な形式に自動変換して表示。目的地までの地図などの情報を、QRコードを使ってスマートフォンに表示できるほか、通信回線には、同社の「デュアルモバイル回線サービス」を使った安定した通信環境を提供、キャリアの電波状況に応じて自動的に2つの回線を切り替えられる。

デジタルサイネージとICカードとの連携機能も備えており、高松琴平電気鉄道の交通系ICカード「IruCa(イルカ)」に言語情報を登録することでデジタルサイネージの表示を、登録された言語へ切り替えられる。なお、今回の取り組みに際して、言語情報を登録したIruCaが発行される。

(長岡弥太郎)