天才テリー伊藤対談「夏川純」(3)毎日忙しい主人のことが心配で…

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テリー 5年前に結婚した時、旦那は六本木でバーを経営してたよね。

夏川 今は荻窪で「洋食 ツバキ亭」という洋食屋さんをやってます。主人はオーナー兼シェフですね。結婚して子供もできたし、やっぱり昼間の仕事のほうがいいだろう、ということで。昨年の8月にオープンしたばかりなんですけど。

テリー あ、そんな最近の話なんだ。旦那1人でやってるお店なの?

夏川 オープンして1カ月ぐらいはスタッフがいなくて私も手伝ったりしてたんですけど。今は3人ぐらいのスタッフがいます。

テリー 夏川も店に出てたんだ?

夏川 そうなんですよ。ビラを配ったり、料理を運んだり、見よう見まねでレジを打って、とんでもない金額になったり(笑)。いろいろ大変でしたね。

テリー そうか、お客の感じはどう?

夏川 ランチはけっこう満員になるみたいですけど、夜はまだちょっとお客さんが少ないみたいですね。

テリー 何だよ、じゃあ今度食べに行くよ。

夏川 ぜひ! テリーさんが来たら、うちの主人、震えちゃうと思います(笑)。

テリー じゃあ、「アサ芸」読者へのアピールも兼ねて、お店のお薦めメニューを教えてよ。

夏川 ランチはハンバーグ、しょうが焼き、エビフライ、ミックスフライがあって、エビフライは990円で、あとは950円。ごはんの大盛りも無料です!

テリー おいおい、すっかり洋食店のおかみさんじゃない。どこがアイドルなんだよ!

夏川 フフフ。夜はバル(食堂とバーが一緒になったような飲食店)みたいな感じで、昼とは雰囲気もメニューも変えて。

テリー あ、そういうのはあんまりよくないんだぞ。メニューが多いと注文が入らなかった時、材料の廃棄が増えるから。しかし、昼・夜とぶっ続けじゃあ旦那が大変じゃない。

夏川 そうなんですよ! 私もなるべく休んでほしいと思ってるんですが、本人が「お店が軌道に乗るまでは」と言って、頑張っていまして‥‥。

テリー 夜はいつも何時に帰ってくるの?

夏川 お店は夜の12時までなんですけど、やっぱりお客さんが帰るのは12時半ぐらいじゃないですか。それから翌日の仕込みを始めて、いつも帰ってくるのは朝の7時か8時ぐらいですね。で、1時間か2時間ぐらい寝たら、オープンの準備で9時半ぐらいに出かけていくんです。

テリー ええっ、それは働きすぎだよ! それを続けていたら絶対に体を壊すぞ。定休日はあるの?

夏川 月曜なんですけど、結局、次の日の食材が届くから、一度はお店に行って仕込みとかしなきゃならないんですよね。

テリー そんなんだと、自分や家族の時間なんかも取れないよな。

夏川 主人は本当に几帳面で、その辺りはこだわる人なので、なかなか他人に任せられないみたいです。

テリー とはいえ、このままだとマズイな。そうだ、夏川、チャイナドレスとか着て、店を手伝ってやれよ。そうすりゃ旦那も楽になる、お客も増えるで両得じゃない!

夏川 そうですか。じゃあ考えてみようかな。

テリー 少なくとも、俺は見に行くよ(笑)。