2011年に起きた、東日本大震災。今年の3月11日で、あれから5年が経とうとしています。どうですか、皆さんちゃんと震災バッグを用意してますか? 以前は入念に気をつけていたものの、次第に備えがおろそかになってきていないでしょうか? この記事を読んだ方は、ぜひとも身の回りを再確認していただきたいです。
例えば、家具と天井の間を突っ張らして安全を保つ「家具転倒防止ポール」。これがあると無いでは、まるっきり違ってきます。……えっ、インテリアになじまないから嫌だって? 気持ちはわからないでもないけど、そんな悠長なことを言ってる場合でもないでしょう……。

そこで、ご紹介したい。フェリシモが昨年12月より発売している『ここにもいたの!? 木のぼり動物のインテリアデコシールの会』(税抜820円)を使えば、転倒防止ポールが途端にユーモラスになります。



まるで、ポールに動物がぶら下がってるみたいな。
「動物が木登りしているようなデザインを意識しました。日常の中で防災アイテムが視界に入ってもクスッと笑っていただきたいと思い、デザインしています」(担当者)



被災経験がある方ならば、もしかしたら防災を心がけるうちに気持ちが暗くなってしまうかもしれない。またインテリア的に、転倒防止ポールを敬遠する方もいるでしょう。そういった負の感情を払拭するシールです。

ちなみにこのデコシールは大小2枚セットとなっており、"小"の方はサイズが縦12センチです。



「小サイズのシールはお部屋の壁スイッチ横にピッタリで、この位置にデコシールを貼ると動物が壁スイッチに木登りしてるみたいに見えます(笑)」(担当者)


そう、このシールは転倒防止ポール以外に貼るのもアリ。家具自体に貼って、部屋じゅうをサファリパークみたいにしても面白いでしょうね。


「手の裏にある剥離紙のみを剥がしてポールに貼れば木登りのように見えますし、剥離紙全てを剥がせばウォールシールにもなります。貼り直しもできますので、楽しくデコっていただきたいですね」(担当者)




ちなみにバリエーションは「コアラ」「ナマケモノ」「ニホンザル」「レッサーパンダ」の4種類。





「なぜ、登るのか? そこにポールがあるから」と動物たちが口にしたかは不明ですが、気を抜いていると、木のぼり好きな動物たちに部屋じゅうを占拠されてしまうかもしれません。
っていうかリアルな話、これなら楽しく防災できそうです。
(寺西ジャジューカ)