楽しんご、自殺未遂も…テレビから姿を消した2年間、所持金580円の極貧に
タレントの楽しんごが7日、都内で出演舞台「VIVID CONTACT 2 -re:born-」の公開シーン稽古に出席した。楽しんごは2013年の元付き人への暴行事件報道後、「2年近くテレビに出ていなかった」というが、本作で芸能活動を本格復帰する。舞台後、自ら記者陣に歩み寄って取材に応じると、2013年以後の壮絶なプライベートを語った。
事件以降、マッサージ業などで収入を得ていたという楽しんご。現在そちらの仕事は好調だというが、テレビから姿を消した直後は稼いだお金がすぐに底をつき、一時は所持金が「580円くらい」だったと明かす。「これはもうダメだ」と自殺も計画し、「睡眠薬100錠を飲んで死のうとした」というが結局失敗。ぼろぼろになった自分に親が涙するのを見て「僕まだ頑張らなくちゃいけない」と再起を決意したという。
副業のマッサージは好調も、「赤坂にお店があったときには女性にストーカーされていました」とストーカー被害も告白。「ダイエットに成功したお客さんが僕から離れなくなってしまって。電話もひどかったし、家の車のタイヤをパンクされたり……」と被害の詳細を語り、「その方はいろんなところでそういうことをしていたみたいで、(昨年の)12月に逮捕されました」と振り返った。
また、楽しんごにとって、本格的な舞台出演はこれが初めてだという。これを機に、芸能活動を本格始動する意向で、「今36歳ですけど、再ブレイクしたいです」とにっこり。今後は1月にタイ・バンコクで開かれるジャパンエキスポでのファッションショーに出演予定だといい、「今まではお笑いばかりだったんですけど、これからは役者さんとかモデルさんにも挑戦したいです」と意気込んだ。「いろんな可能性を、仕事の引き出しを増やしていきたいです。オーディションを受けるところから始めたいです」と笑顔で話していた。(取材・文:名鹿祥史)
舞台「VIVID CONTACT 2 -re:born-」は中野、ザ・ポケットにて1月8日から17日まで公演