結婚間近とも目されている森田剛

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 セクシー女優・美雪ありすとの交際発覚から1年半あまりが過ぎ、「結婚間近」とも報じられていたV6森田剛(36)だが、ここへきて新恋人発覚か、と驚いた人も多いのではないか。11月2日発売の週刊女性(主婦と生活社)の誌面に踊ったタイトルがこれ。

『V6 20周年記念ツアー開催中の貴重な休日姿を目撃 森田剛がイチャイチャお散歩デートしたお相手』

 いかにもなタイトルだが、本文を読んでみると、とんだ「釣り記事」であることがわかる。その中身は実に他愛もないものだった。

「犬を飼ってる芸能人は狙い目」

 代々木公園で週刊女性の記者が目撃したという“イチャイチャお散歩デート”のお相手とは、なんと犬。森田の愛犬だというトイプードル3匹だったというオチ。そして記事はこう続ける。

「(森田は)カラーボールを取り出して、ワンちゃんたちと楽しそうに遊んでいました」

 思わず雑誌を破り捨てたくなった人も多いだろう。こんな、まともな雑誌ならボツになるであろう、どうでもいいネタに釣りタイトルをつけて堂々掲載してしまう週刊女性の姿勢には芸能専門週刊誌としての劣化を感じざるを得ないが、それはいつものこと。ここで注目したいのは、「芸能人と犬のお散歩」の危険な関係である。

 森田自身、かつて美雪ありすと一緒に仲睦まじく犬の散歩をしている姿がスクープされているが、芸能人の「恋人発覚」のきっかけとしてかなり多いのが、この「犬の散歩」なのである。芸能記者の1人も言う。

「やはり、かわいいペットと一緒だと、つい気が緩んでしまう人が多いんだと思います。我々芸能記者の間では、“犬を飼ってる芸能人は狙い目”というのは常識。恋人をぽんぽん捨てる人でも、愛犬を捨てる人は少ない。犬の散歩をする芸能人を追っかけれていれば、そのうち恋人と一緒にいるところをスクープできる確率が高まるというわけです」

 実例をあげてみよう。

 新しいところでは、今年7月、女優の相武紗季(30)が新恋人と噂される会社社長と寄り添って歩く姿が雑誌フライデーによってスクープされたが、それも「愛犬お散歩デート」中のものであった。

「相武さんの場合、超小型犬を飼っていますけど、その日は、カバンに犬を忍ばせていた。それで、“お泊りか”とピンときた取材陣が後をつけ、スクープをものにしたらしいです」(前出・芸能記者)

 今年6月には、元プロゴルファーの古閑美保(32)が、若手プルゴルファーの小平智(25)と一緒にいるところをキャッチされたのも、愛犬の散歩中。“肉食系”で知られる古閑だけあって、このあと小平を自宅マンションに“連れ込こんだ”ことも発覚している。

 まだまだある。今年4月、元NHKのアナウンサーとの半同棲が発覚したバナナマンの日村勇紀(43)。

「2011年、雑誌で一般女性とのデート姿がスクープされたことがありましたが、そのときも愛犬の散歩中でしたね」(前出・芸能記者)

 さらに、今年3月、建設関連会社社長の青山光司氏(43)と結婚した女優の観月ありさ(38)にも、愛犬散歩中に「抜かれた」経験が。2012年、タレントの野久保直樹の自宅マンションでのお泊りデートがスクープされたが、このときも、きっかけは犬。雑誌記者が愛犬のトイプードルを連れて散歩していた観月の後をつけていたら、たまたま野久保と合流、最終的にマンションにしけ込んだのである。

 森田と同じジャニーズのタレントでいえば、今年4月に、女優・小嶺麗奈(34)とのデート現場をスクープされたKAT-YUN・田口淳之介(29)の場合も、犬の散歩中だった。 

 まだまだあるがこのへんにしておこう。愛犬派の芸能人は、重々注意したほうがよさそうだ。

(文/小林靖樹)