初めての試練? 幼稚園年少で仲間外れ

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子どもの「仲間外れ」は、親が何かして解決できる訳でもないので、なかなか難しい問題です。それが幼稚園生であれば、悪意なく仲間外れをする子もいるでしょう。

■幼稚園児同士の「仲間外れ」とは

あるママは、子どもから「○○君が、△△君は仲間に入っちゃダメって言うんだよ」という話を聞かされ、驚いたといいます。幼稚園での仲間外れは良くある事なのでしょうか。

『女の子は特に、年少でも陰湿な事をする子がいるよね。うちの娘も意地悪な女の子に無視されたり、嫌な事を言われたり、突然叩かれたりしたことある』

『私が幼稚園のころ、すでにカースト制度ができていたよ。姫と呼ばれる、身形がかわいい子がいて、ちやほやする取り巻きがいた。私は親が高齢だったからオシャレな持ち物とかを持っていなくて、軽くバカにされていた』

『仲間外れをする子って、頭が良いのか根回しが巧いのか。他の子は良く分からずに一緒になってやって、その子は大人の前では良い子だから気付かれない。相手の親に腹が立った。きっと味方になってくれる子がいるよ』

■経験の一つと考える意識も

年少さんの仲間外れなら、その後すぐに仲直りして遊んでいると言う意見も多くありました。「そんなことも経験のうち」と捉えている人の意見を紹介します。

『数分後には一緒に遊んでいたりするよね。そうやってだんだん相手の気持ちを考えられるようになるんじゃないかな』

『息子も「入れてー」「だめー」って言われて、次の日は登園拒否した。休んだ日の朝は泣いていたので、担任の先生も心配して慰めてくれた。でも次の日にはケロっとして、その子と一緒に遊んでいた。年少くらいだとその日の気分にもよるんだろうな』

『言われたその時がダメなだけで、少し経ったらきっと遊んでいるよ。気になるなら担任にそれとなく聞いてみるとか。うちの子には「だめよ」って言うんじゃなくて、「待って」と言うようにしなさいと話している』

まだまだボキャブラリーが少ない年少さんなら、今は遊べないことを、仲間外れのような表現で言ってしまうことが多いようです。同じ子に何度も言われる、それが長期に渡るようなことがあれば園に相談するのがいいでしょう。