国分中央vs薩摩中央
今大会、初の延長戦を辛勝・国分中央
国分中央と薩摩中央の「中央対決」は、両者互いに得点機を作りながらもなかなかタイムリーが出ず、今大会初の延長戦となった。
先手をとったのは国分中央。3回に無死満塁から4番・下原優斗(3年)のレフト前タイムリーで先制した。 その裏、薩摩中央もすかさず反撃に出る。一死二三塁で3番・吉原大樹(3年)がレフトオーバー二塁打で2点を奪い、逆転に成功した。
4回以降、国分中央は毎回のように得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ず、ゲームはこう着状態に。7回に7番・三好紫優眞(3年)がタイムリーを放って、ようやく同点に追いついた。
薩摩中央も8、9回と勝ち越し、サヨナラのチャンスがあったがものにできず、試合は延長戦へ。
国分中央は10回表、4番・下原のタイムリーで勝ち越しに成功。薩摩中央はその裏二死二三塁と一打同点、サヨナラのチャンスは作るも、最後は三振に打ち取られゲームセット。薩摩中央の善戦及ばず、シード国分中央が2時間50分の熱戦に辛勝だった。
(文=政 純一郎)
関連記事・第97回全国高等学校野球選手権大会特設ページ・あの学校の取り組みは?!鹿児島県の野球部訪問を一挙紹介!・夏よりも熱い!全国の野球部に迫った人気企画 「僕らの熱い夏2015」