生肉(画像はイメージ)

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生肉のパックを指でグイっと押し、何かを確かめてから元に戻す――スーパーマーケットの売場で時々見かける光景だ。
ラップに包まれているとはいえ、生の肉をベタベタと触り、元に戻されるといい気はしない。
「スーパーの肉売り場で、親指で肉を押すオバサンについて」
「絶対買わないのに手で肉を押したりしているオバサンをなんとかしてくれ」
などと、ネット掲示板やQ&Aサイトでも定期的に問題になる。
各地のスーパーで肉をグイグイと触る人たちが目撃されているようだ。

鮮度を確かめるのが目的?



買わずに陳列棚に戻された肉に親指の跡がくっきりと残っていたり、ラップが伸びていたりといった報告も。
「肉は古くなると弾力がなくなる」として、鮮度を確かめるためには指で押すのが良いと、ある世代以上の一部で共有されているらしい。
ネットではこうした行為に否定的な人が多く、「俺もあれ嫌いだ」「ウチの義母もそうだわ。 買わねーのに押す」「買い取るならば別にいいよ 注意してもだいたい逃げる奴がほとんどだけどな」といった意見が並ぶ。

スーパーで生肉の詰め替えも



スーパーでは、ほかにもとんでもない振る舞いが目撃される。例えば、レジでの会計後に商品を袋に移し替える台で、生肉をトレイから取り出しビニール袋に小分けする人。手袋のようにビニール袋をはめて肉をつかみ、くるりと裏返して手際よく結んでいき、残ったトレイはその場のゴミ箱にすべて捨ててしまう。
家庭でトレイを分別して捨てるのが面倒だからやっているようだが、不衛生だし周囲の来店客に迷惑との声が多い。
「トレイから出すとかありえないだろ」「作業台汚したりしてもお構いなし。後から来る客のこととか関係ないんだろうな」とネットでは非難轟々だ。
筆者も以前スーパーで遭遇したことがあるが、怒りを覚える前にただただ驚くしかなかった。
(中田隆弘)