宮崎日大vs佐土原
宮崎日大が佐土原を相手に圧勝!
投打に魅せた先発の黒木(宮崎日大)
宮崎日大が本領を発揮した!
宮崎日大の先発黒木は、183cmの長身から徹底して打者の膝下付近の「本当の低め」を意識した球を投げ込み、佐土原打線に的を絞らせなかった。
黒木は、唯一、3回に浮ついた球を佐土原のクリーンナップに狙われ先制を許したが、直後の3回裏先頭打者では、ソロホームランを放ち、失点を帳消しにした。
7回には、エース杉尾(宮崎日大)が登板。しっかりと三者凡退(2三振)に抑えた。
宮崎日大は、全打者が好投手山品(佐土原)を攻略。長短打含む計15安打。1番から9番まで(途中出場選手を含む)が全員安打の凄まじい破壊力をみせて、7回コールド勝ち。宮崎日大が本大会出場を決めた。
今チームになって、幸先よく新人戦で優勝した宮崎日大だが、秋と春には悔しい思いをしてきた。しかし、今日の1戦のように、チームが上手く機能すれば、どこのチームにも止められないほど、選手層の厚さと総合力が県内のなかでは群を抜いている。
榊原聡一郎監督の就任1年目。新ユニホームの鮮やかなカラーが映える宮崎日大ナインが、今年の夏に甲子園で暴れまわる日が来るかもしれない。
夏の前哨戦となる本大会で、再び、県の頂点に立ち、夏に弾みをつけたいところだ。
(写真・文=三角 竜之)