肉フェス駒沢会場の注目店の一つ、ミート矢澤の「矢澤ステーキコンボ」(2800円)/(C)肉フェス

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2014年に29万人を動員した「肉フェス」を筆頭に、現在、東京近郊で複数の“肉食”イベントが開催されている。

【写真を見る】前回の肉フェスで王者に輝いた格之進の熟成肉ステーキも、プライオリティパスを使えば優先購入が可能/(C)肉フェス

男たるもの「迷わず行けよ!」が合言葉だが、予備知識があった方が何倍もおいしい思いをできるのも確か。

そこで今回は、大ブームとなっている“肉食”イベントの見どころを紹介する。

国内外の肉料理が一同に集結する、超大型フードイベント「Food Nations〜肉フェスTOKYO 2015 春〜」(通称・肉フェス)は、駒沢オリンピック公園で2014年5月に初開催された。

熟成肉ブームを牽引していた格之進や、ホルモンの名店として知られる亀戸ホルモンなど、20店舗以上の超有名店が集結。

そんなオールスター級のラインアップが話題を集め、5日間で約29万人の来場者を集めた。

そして、2014年秋に国営昭和記念公園で開催された2回目は動員数を約42万人まで伸ばし、国内最大級のフードイベントとして知られるようになった。

今年も、3回目の肉フェスがGW中の5月1日(金)から6日(祝)まで、駒沢オリンピック公園にて開催(前期は終了)!

出店するのは31店舗。行列のできる俺のハンバーグ山本など国内の人気店をはじめ、インドネシア共和国大使館やトーゴ共和国大使館などの“海外組”も参戦し、パワーアップしている。

さらに、今回は千葉県のイオンモール幕張新都心 豊砂公園(5月1日〜10日)、神奈川県の横須賀 長井海の手公園 ソレイユの丘(5月1日〜6日、9日、10日)でも同時開催される。

もちろん入場は無料なので、気軽に足を運んでみたいところ。

しかし、大人気のイベントだけに、ピーク時には待ち時間が2時間を超える店舗が多い。知名度の高い名店を狙うなら、専用レーンで優先的に商品を購入できる「プライオリティパス」(食券5枚とセットで4200円)を入手するのが得策だ!

食券販売機に並ぶ時間を省くためにも、各店舗で決算処理ができるSuicaやPASMOなどの電子マネーを用意しておけば、極上肉により早くありつける。

肉フェスが盛り上がりを見せる中、対抗するかのごとく今年は新しい“肉食”イベントも誕生している。

例えば、新宿中央公園で5月10日(日)まで開催中の「大牛肉博」。米沢牛をはじめ、神戸ビーフや仙台牛、いわて南牛、鹿児島黒牛など、日本を代表するブランド和牛の生産団体がおいしさをアピールする祭りだ。

メインメニューは牛丼と焼肉丼で、1杯1000円という“採算度外視”価格が魅力。初心者ならば、“日本三大和牛”に数えられる神戸ビーフと近江牛のブースに直行したいところだ。

食通の間では、40日熟成した肉で勝負している、いわて南牛も人気急上昇中だとか。

産地偽装などが問題になった昨今、個体識別番号により出所のはっきりしたブランド和牛で作った牛丼を食べる特別感をぜひ堪能してほしい。

ボリュームのある丼モノがメインのイベントだが、大人数で行けば食べ比べも可能。参加している5つのブランド和牛を制覇すれば、男としての格が上がるかもしれない。

屋外イベントだけかと思いきや、デパートも見逃せない!渋谷では東急百貨店東横店にて、5月5日(祝)まで「<生>地ビールでがっつり 肉グルメ博」を開催中だ。

どんな食通をも唸らせると言われる吉祥寺の超人気焼肉店、肉山や、ミシュランのビブグルマンに選ばれた学芸大学のオステリアバル リ・カーリカといった都内の超人気店が多数出店。

特にSHIBUYA-bedが提供する宮崎産の尾崎牛は必食である。出荷数が少なく“幻の牛肉”と呼ばれ、美しい霜降り肉ながら脂がくどくなく、あっさりしているのが特徴。

「次の日もまた食べたくなる」こと請け合いだ。他にも、サンドイッチの本場、ニューヨークでも絶賛されているBLT STEAK ROPPONG!のステーキサンドなど、旬の肉料理が目白押し。

かつてない盛り上がりを見せている肉食イベント。GW真っ只中、どこに行って何を食べる?【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】

※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです