画像提供/杉岡幸徳

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 毎年3月15日に、日本一(?)の奇祭が催されているのをご存じですか? 愛知県小牧市にある田縣(たがた)神社で行われる「豊年祭」なのだが、この祭り、神輿が男の子のシンボル、おチンチンなのだ。いったいどんな祭りなんだよ!?

 神社を紹介するパンフレット「田縣神社参拝の栞(しおり)」によると、

 「この祭りは直径60センチ、長さ2メートル余りの大男包茎形(男性の性器)を毎年新しく檜で奉製し、それを厄男達が御輿に担ぎ、行列をなして当社に奉納し、世界平和と万物育成、豊年を祈願する神事です」とのこと。

 要するに、巨大な木製チンチンをお供えものとして、1年間の豊作をみんなで祈ろうという祭りらしい。へぇ〜、世の中にはいろいろな祈り方があるんですね。でも、なんで毎年3月15日なんだろう? なんか深〜い意味があったりするの?

 「なんでって言われてもね〜、田縣神社にとって一番由緒のある日なんですよ。要は、誕生日みたいなもの。だから理由はありませんよ」(田縣神社のこづかいさん)。

 聞けばこの祭り、西暦804年から行われていて、1200年もの歴史があるらしい。だから「エーッ! チンチンをお供えものに!?」と思ってしまうが、地元の人からすれば、大根をお供えするのと同じような感覚なのである。

 田縣神社のように男性器を崇拝する信仰は、日本国内にも多く見受けられる。世界で唯一の奇祭評論家の杉岡幸徳さんのお話によれば、縄文時代の遺跡から男性器をかたどった石なども出土されていて、大昔から拝み奉られているのだとか。江戸時代までは全国の神社や道端などに性器をかたどった御神体や、セックスを露骨に表現した道祖神がゴロゴロ祭られていたんだって。このような事実を知ると、「もっとチンコを盛り上げなければ!」って気分になっちゃいますね!

 チンコ祭りに限らず、これからのシーズンにもってこいの変な祭りを前出の杉岡幸徳さんに教えてもらいました!

 「4月の第1日曜日に神奈川県川崎市で『かなまら祭り』が開催されます。これは男であることを拒否した男の皆さん(=オカマの皆さん)が、まっピンクの男根神輿を担ぎます。オカマさんたちが『でっかいまら、かなまら』と雄叫びをあげなら担いでいく姿は圧巻ですよ」(杉岡さん))

 そのほかにも、4月1日の「乞食祭り」(岐阜県川辺町県神社/厄年の男が乞食の格好をして神社に座り込み、それを人々が拝んで、施しを与える)、5月3日の「鍋冠祭り」(滋賀県米原市筑摩神社/少女が頭に鍋をかぶって歩く)など、春はおもしろい奇祭が目白押し! ぜひ遊びに行ってみてください!(遠藤麻衣/verb)

■関連リンク
奇祭評論家・杉岡幸徳の公式サイト
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