◆米国という国は、実に恐ろしい国である。「対日要求」に応じなければ、必ず「報復」してくる国である。これまで、何度もそうしてきた。レーガン大統領時代には、「貿易黒字を減らせ」と再三にわたり、中曽根康弘首相に迫り、なかなか応じず、実行しないのに業を煮やして、ありとあらゆる手を使って、脅しかけてきた。その結果、中曽根康弘首相は、大場智満財務官提案の「日米英仏独5か国による為替市場への介入」を決めた。これ