日本の地方自治は二元代表制を採用しており、首長と地方議員がそれぞれ住民に直接選ばれる仕組みとなっている。このため、原則として議員が首相以下各大臣を構成する議院内閣制の国政とは異なり、首長と地方議員の関係に与党・野党はないといわれている。地方議会は自治体の最終意思決定の場(議決機関)であり、執行機関へのチェック機能や立法(条例)機能などを持つが、予算の編成権や執行権は全て首長側がもつ。地方議会は