世界的にキャッシュレス化が進む中、日本のキャッシュレス比率は約2割にとどまる。キャッシュレスの促進は消費者の利便性向上や社会的コストの削減に資することから、日本でも本格普及に向けた機運が高まっている。多様な業界がキャッシュレス決済に熱視線を送る中、3メガバンクグループはこの流れにどう乗るのか。各社の動きを追った。「キャッシュレス化で年約8兆円かかっている(銀行の)店舗コストなどが半分にできる。