インテルは24日のセリエA第4節で、アタランタにホームで2−0と勝利した。25日のウディネーゼ戦を待たなければ、ミランを抜いて暫定の3位だ。苦手とするアタランタをサン・シーロで下し、またも無失点で勝利を収めたインテルは喜んでいる。

昨季は32試合も終えてから獲得したPKを、今季は第4節で獲得したが、FWロドリゴ・パラシオが失敗して決めることはできなかった。だが、FWパブロ・オスバルドとMFエルナネスのゴールで、勝ち点3を手にしている。

ワルテル・マッツァーリ監督はパフォーマンスと勝利を喜んでいるが、試合後の『Mediaset』のインタビューでは、元審判員のアンドレア・デ・マルコ氏に対して怒りを見せた。

「1点目の前にオスバルドのファウルがあった? その前にDFが彼を邪魔している」と主張したマッツァーリ監督は、DFアンドレア・ラノッキアに対するファウルで得たPKについて触れられると、このように続けている。

「その前にもいくつかエピソードはあった。一貫した評価をするには、それも示すべきだ。PKの影響はなかった。あなたはいつも片方しか見ない。あなたたちは好きなものしか見せないんだ」

マッツァーリ監督はこの一幕の前に、試合について次のように分析している。

「我々は素晴らしい試合をした。もっと早くに2−0とし、フィジカルが少し落ちてきたときに苦しまなくて済んだかもしれないね」

心配なのは、FWマウロ・イカルディのコンディションだ。負傷で交代した同選手だが、強い打撲を負っただけのようである。

「かなりの打撃を受けた。強い衝撃だったのだろう。そうじゃなければ、選手たちがこういうケースで交代することはないからね」

エルナネスについては、次のように話している。

「彼には満足しているよ。模範的なプロフェッショナルだ。オスバルド? 彼には驚いた。特殊な気質だと言われていたが、ここまではプロフェッショナルだよ」