岡崎慎司 (撮影/岸本勉・PICSPORT)

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ザッケローニ・ジャパン時代のトップスコアラー、岡崎慎司はウルグアイ戦で左サイドのFWとして登場した。さらに後半からは1トップ、さらには急きょ試された2トップにも入っている。

だがこの日は決定機をつくることができず、口から出てくるのは後悔ばかり。

「一貫して自分の特長を出すというのも大事だけど、ボールを取られないとか、ターンするとか、相手から嫌な選手にならなければ。そうなれば(長友)佑都も使えるし。そうすればドリブルでクロスを上げたりもできるようになる。その中で突破するんじゃなくて切り返してシュートするとか、そういうのが増やしていける。今は本当にイチから作っているという気がします」

それでも、これほど試されたのは監督の信頼の厚さなのか。だが岡崎はそう思っていなかった。

左サイドFWなら、香川真司が復帰したらどうなるのか。右サイドFWに回ろうとしても本田圭佑がいる。センターFWには、大迫勇也、柿谷曜一朗も控え、さらにウルグアイ戦でデビューを果たした長身FW皆川佑介もいる。

「こうやっていきたいというのは、まだまだ見えていない。あのポジションにいるということは、ボールを失ってはいけないし、前を向かなければいけないし、攻撃を牽引しなければならない」

「総合的に自分がもっとうまくならなければ、他の選手もいる。(香川)真司や(原口)元気や、(柿谷)曜一朗もいるし、工藤(壮人)もいる」

ワールドカップをともに戦った力強い味方たちが、今は自分の立場を脅かすライバルとして存在しているのだ。

監督も煽っている。
「監督は勝つことに対して厳しいから。ミーティングのときは相当プレッシャーかけられます」

さらに岡崎は別の心配もしていた。
「本当にこれからです。こうやって負けていたらファンの方も少なくなっていく」

岡崎の心が安まる日は当分来ないようだ。

【取材・文/日本蹴球合同会社 森雅史】


▼ 岡崎慎司

(撮影/岸本勉・PICSPORT)


▼ 長友佑都

(撮影/岸本勉・PICSPORT)


▼ 皆川佑介

(撮影/岸本勉・PICSPORT)


▼ 本田圭佑

(撮影/岸本勉・PICSPORT)


武藤嘉紀

(撮影/岸本勉・PICSPORT)


▼ 田中順也

(撮影/岸本勉・PICSPORT)


▼ 森岡亮太

(撮影/岸本勉・PICSPORT)