9月3日に予定される内閣改造で、安倍首相は「5人以上の女性閣僚を任命する」と公言し、現在、急ピッチの「身体検査」が行われている。ただ、政府の人物チェックが甘いのはいつものことだ。そこで本誌は、女性閣僚候補たちのヤバい噂を一挙公開。キツ〜イ、誌上身体検査を行ってみた。

 その筆頭は、ご存じ「氷上の貴公子」と呼ばれるフィギュア選手・高橋大輔に無理やりキスしたとすっぱ抜かれた橋本聖子参院議員だ。
 「橋本はソチ五輪後の打ち上げで酔っぱらい、嫌がる高橋にディープキスをかましたことが週刊誌ですっぱ抜かれたが、酒豪でキス魔として知られている。東京・新橋の焼き鳥屋などでも飲み仲間の男性にしなだれかかり、酒を煽る姿が頻繁に目撃されており、今後、さらなるスポーツ選手、芸能人らとの強制キス写真が、公表されかねない状況なんです」(国会議員秘書)

 改造で、「文科相として入閣か?」と注目された橋本氏はこの件が崇り、今では完全に「入閣の芽は消えた」と言われるほど。ただその一方、閣僚入りが本命視されている高市早苗自民党政調会長にも、爆発寸前の醜聞がくすぶっているという。
 「『ASKA事件』で逮捕された栩内香澄美被告は、パソナが迎賓館として使っていた『仁風林』専属の接待秘書だったが、実は同社とズブズブの関係と評判なのが高市事務所。かつて、スタッフがパソナ側から派遣されていたとの噂が絶えないのです。今のところ高市事務所や資金管理団体の帳簿にパソナの履歴は見つかっていないが、閣僚入り後に関係が発覚すれば、安倍政権はアウトだともいわれているのです」(パソナの事情通)

 また、重要閣僚にスライドの動きもある稲田朋美行革担当相にも、悪評が渦巻いている。
 「稲田氏は“安倍チルドレン”の中でも最も首相が重宝する人物。安倍派が主催する超党派議連・創生『日本』に所属するバリバリの右派だが、民主党政権では菅直人元首相をして『何とかならないか』と言わしめたほどのヤジ将軍。3期で閣僚に大抜擢されたときにはベテラン議員らが『ヤジで閣僚になった』と陰口を叩いたほどで、今後もやっかみから思わぬ醜聞が噴出する可能性が高いのです」(自民党議員)

 同じく閣僚入りが噂される山谷えり子参院議員は、その玉虫色の“立ち位置”が疑問視されている。
 「党の拉致問題対策本部長で首相の教育再生論にも同調しているが、彼女の欠点は首尾一貫しない政治姿勢。オウム真理教事件当時、『詰め込み教育が事件を招いた一因』と、ゆとり教育を推進したが、今はゆとりが学力低下につながったと批判している。また、その一方で安倍首相の母親に食い込み、8月18日からモンゴルで行われた書道展にも同行したほど。我田引水で、党内からは猟官運動もやりすぎとの批判が上がっているのです」(文科省関係者)