9日、韓国客船沈没事故の生存者がテレビ局の取材に応じ、「事故の前夜に船体が15度傾斜したことがあった」と証言した。写真は中国の事故報道。

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2014年5月9日、韓国紙・朝鮮日報によると、沈没した客船セウォル号の生存者が韓国のテレビ局の取材に応じ、「事故の前夜に船体が15度傾斜したことがあった」と証言した。10日付でチャイナネットが伝えた。

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生存者・徐さんは海兵隊に所属していた過去があり、豊富な乗船経験がある。事故発生時は船尾の3階にいた。「辺山半島と群山市近海の間を航行中、突然船体が左に15度傾いた。その際、椅子に座った乗客は椅子ごと移動し、ごみ箱や缶コーヒーなどが床に転がった。船体はすぐに元通りになったが、傾斜した理由が分からない。そこで甲板に出てみると海は静かだったので、私は逆に不安になった」と述べた。

さらに、「突然の傾斜について、船内放送で説明があるものと思っていたが、何もなかった。船長が何事もなかったかのように航行を続けたことに激しい憤りを感じる」と語った。事故発生当時については、「朝6時に朝食をとって部屋に戻ったところ、船体が突然前夜のように傾いた。傾きが45度を超えた時点で事故だと分かり、沈没する前に脱出しようと思った」と証言した。(翻訳・編集/本郷)