「キュンってなりました」 亀梨語るイチローとのエピソード

12日放送、日本テレビ「メレンゲの気持ち」では、大の野球ファンとして知られ、同局「Going! Sports＆News」のキャスターとしても活躍する亀梨和也が出演、昨年引退した松井秀喜氏やニューヨーク・ヤンキースのイチローにまつわるエピソードを披露した。

印象に残る選手を訊かれると、「（Going!で）取材させて貰ったり、（選手と）仲良くさせて頂いているんですけど、Going!やる前に取材とは全く別で松井選手（と出会った）」と話した亀梨は、「もともと野球好きだったんで。20歳の誕生日に誕生日プレゼントがあるから（と言われ）、行ったら松井選手がいたんですよ」と話す。

この時の心境を「メチャクチャビックリしました」という亀梨は、「お寿司屋さんに連れてって貰ったんですけど、僕は20歳までガリを食わず嫌いできていたんです。焼きそばの紅生姜とかご飯の梅干しとか。ああいうのダメだったんです。そしたらガリを最初に出してくれるじゃないですか。松井さんから“亀梨君、ここのガリはすごい美味しいんだよ”って言われたら、“はい”って。食べたらメチャクチャ美味しくて、そこからガリが食べれるようになりました」と語った。

また、イチローについては、「イチローさんはメジャーの開幕を東京ドームでやった年（2012年／シアトル・マリナーズ時代）があって、取材でお会いさせて貰ってインタビューも特になかったんですよ。一日中取材や中継をやらせて貰って、最後ゲームが終わって帰る時に記者が廊下にダーッて並ぶんですね。イチローさんはその日どこの取材も受けないと。ただ帰りますってことだったんですけど、（イチローが廊下を歩いて亀梨の前を）通り過ぎて“お疲れ様です”って声をかけたら、（普通は）通り過ぎるじゃないですか？」と説明した亀梨は、「ちょっと真似していいですか？」と嬉しそうに当時の様子を再現した。

その前を一旦通り過ぎたイチローは、腰に腕を添えてランニングをするような格好で後ろ歩きのまま亀梨の位置まで戻ってくると、「亀梨君」と言いながら、額の前で人差し指と中指を揃え、舌を鳴らして挨拶したという。この時の様子を振り返り、「キュンってなりました」と話す亀梨だった。