流通大手イオンが2013年10月9日発売の「週刊文春」(10月17日号)を売り場から撤去するよう直営店に指示していた。

週刊文春が「『中国猛毒米』偽装 イオンの大罪を暴く」の見出しで、中国産や米国産を国産と偽装していた三重県内の卸業者のコメを使った弁当やおにぎりを、イオンが2府21県のグループ店舗で販売し、検査態勢が機能せず偽装を見抜けなかった――などと報じていた。

イオンは自社のホームページでも、「あたかも人体に有害な食品を安全な商品と偽って販売していたかのような誤解を読者に与える。内容についても事実と異なる記述が多く含まれており、断固たる措置をとる」などと抗議している。