日本漁船と衝突の台湾人船長、「責任を負う」と陳謝
(宜蘭 15日 中央社)屏東県船籍の漁船「明慶財12号」が12日、日本の一本釣り漁船「めぐ丸」と衝突した事件で、台湾の漁船が14日午前、宜蘭・南方澳漁港に到着、船長の許木栄氏が「大変申し訳ない」と陳謝するとともに台日の絆が損なわれないよう「めぐ丸」の損失を負担すると述べた。
はえ縄漁船「明慶財12号」(5人乗り、約30トン)は12日正午頃(台湾時間)、新北市・三貂角の北東約153カイリの沖合で休憩のため漂泊していた「めぐ丸」(1人乗り、約5トン)の左舷にぶつかった。現場は台日漁業取り決めの適用水域で今年5月の協定運用後初の衝突事故。双方ともけが人は出ていない。
許船長は同事故について、当時漁船を操縦していたインドネシア籍船員の不注意によるものと説明、また自分は日本語がわからず不要な争いが生じないよう行政院海岸巡防署(海上保安庁)に通報し同署スタッフを通じて損害賠償の責任を負う意思を伝えた。
台日では今年4月10日に漁業取り決めが結ばれ、釣魚台(日本名:尖閣諸島)12カイリを除く北緯27度以南から八重山諸島北側までを共同水域としている。
(編集:荘麗玲)
はえ縄漁船「明慶財12号」(5人乗り、約30トン)は12日正午頃(台湾時間)、新北市・三貂角の北東約153カイリの沖合で休憩のため漂泊していた「めぐ丸」(1人乗り、約5トン)の左舷にぶつかった。現場は台日漁業取り決めの適用水域で今年5月の協定運用後初の衝突事故。双方ともけが人は出ていない。
台日では今年4月10日に漁業取り決めが結ばれ、釣魚台(日本名:尖閣諸島)12カイリを除く北緯27度以南から八重山諸島北側までを共同水域としている。
(編集:荘麗玲)