フジテレビは7月から、リメイクシリーズの一環として江角マキコ主演『ショムニ』(水曜夜10時)の続編をスタートさせる。
 前作は江角演じる社長にも媚びない天下無敵のOL・坪井千夏が、ショムニこと満帆商事総務部庶務二課の女性社員と繰り広げる痛快コメディーだった。
 今度は満帆商事を退職後、消息不明だった千夏が、一度は廃止されるも復活した庶務二課に戻る設定。江角を囲むショムニのOLを一新し、クセモノぞろいの新たな仲間と企業問題などの現代ならではの世相を斬る。新メンバーはベッキー、本田翼、安藤サクラら。

 これまで演出を担当していたのは、江角の夫・平野眞ディレクターだった。江角は47歳になっても見事なS字曲線バディの艶っぽさは健在で、ヒップラインもキュンと上がっている。新作でも、夫が江角のミニスカの裾をどのようにずり上げる演出をするか注目されていた。
 もちろん江角だけでなく、ベッキー、本田、安藤、森カンナらにも大胆なセクシーポーズを要求することが予想された。

 だが、今回はドラマの“育ての親”平野氏は担当から外れてしまったのだ。
 「共同テレビの小林義則氏が担当することになりました。さすがに、夫の平野氏が事細かく女房に演技を指導するのは、女房も夫も抵抗があったのでしょう」(フジテレビ事情通)

 たしかに、平野氏が演出担当なら話題性は十分だった。しかし、夫の演出を妻が従うとなれば、見方によってはおかしな夫婦というイメージがついてしまうのも事実。
 江角が出ている6本のCM対策もあって、当人も拒否したのだろう。江角は別の手法でセクシービームを発散するに違いない。