村上春樹氏新刊、韓国でも予約殺到 『1Q84』の3倍の勢い

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日本でミリオンセラーを達成した村上春樹氏の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が、韓国でも大ヒットの予感を漂わせている。同書は韓国で7月1日から発売される。

韓国のインターネット書店アラジンによると、6月24日−25日の2日間、予約販売を行った結果、申し込み数が前作『1Q84』の3倍に達したと発表した。

購入者の平均年齢は、前作『1Q84』よりやや高い36.6歳。主な読者は30代で、全体の予約者の52.6%を占めた。20台は15.5%で、『1Q84』より少なかった。購入者の男女比率は、男性43%、女性57%で、『1Q84』(男性35%、女性65%)よりも男性の比率が高まっていることが分かった。

アラジンは「1990年代から2000年代の始めにかけて村上作品を読んで青春時代を過ごした読者たちが、今も村上作品を愛読している。小説の主人公が30代の男性である点も、他の年齢層より共感を得やすいのかもしれない」と説明した。

また、日本の超人気作品として注目を集めていたことも、予約数の増加につながったとみられている。

・参照:ソウル経済

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