4月28日のパレルモ戦でアキレス腱断裂の重傷を負ったインテルMFハビエル・サネッティが、30日にミラノ近郊パヴィアの病院で手術を受けた。医師によると、1時間15分にわたる手術は「完璧に成功」。「3週間は脚を動かさず、スポーツ活動の再開は約6か月後」になる。

医師はサネッティの肉体について、「手術後に何かを失う恐れはあるか? 一般的にはない。部分的に筋肉が落ちるが、インテルのリハビリスタッフは、アキレス腱以上の重傷からも選手を復帰させられることを示してきた。ワルテル・サムエルやディエゴ・ミリートがその例だ」と語った。

マッシモ・モラッティ会長は「サネッティのことは非常に残念だ。彼が復帰すると確信している。彼を再びピッチで見られないなんて、サポーターにとってあり得ないことだ」とコメント。パレルモ戦の敗北については、「何がうまくいかなかった? いろいろさ」と話している。

サネッティにはシドニーFCのアレッサンドロ・デル・ピエーロからもエールが届いた。フェイスブックで「サネッティ、頑張れ。君のピッチへの復帰を応援するよ!」とメッセージを送った。

元イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ氏は、「彼のケガはとても残念だ。インテルのキャプテンマークを巻いて、早くピッチへ戻ってくることを願っている。彼はサッカー界の財産だよ」と述べている。