19日、「PM2.5という言葉を聞いたことがある」と答えた北京市民はわずか24.2%だった。

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2013年4月19日、北京環境保護宣伝センターがこのほど発表した「第9回公衆環境意識調査報告」によると、環境問題に対する北京市民の意識は2009年にピークに達した後、2012年まで年々低下している。一方、環境保護を意識した市民の実際的行動は小幅ながら増加している。環境問題のうち市民が最も関心を寄せているのは、水・大気・衛生に関する問題だが、「PM2.5という言葉を聞いたことがある」と答えた市民はわずか24.2%だった。新京報が伝えた。

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■環境問題に対する意識が年々低下

北京市環境保護宣伝センターは第三者機関である零点研究諮詢集団に委託し、公共環境に関する市民の意識調査を毎年実施している。

環境に対する北京市民の意識を点数化したものを見ると、2007年以降、100点満点で70点から75点の間が続いている。6年間のうち、2009年に75.9点とピークに達した後年々低下し、2011年は72.2点、2012年は71.6点だった。

気候変動、省エネ、ゴミ処理、環境汚染事件などと比べ、大気の質(87.5%)、環境衛生(62.9%)、水環境(67.5%)により高い関心が集まった。

大気の質、水環境、ゴミ処理という3大問題に対する市民の関心は2011年より高まった。なかでも、2011年に34.5%だったゴミ処理問題への関心度は45.9%にまで上昇した。

■「大気の質」への関心高まる

あらゆる環境問題のうち、大気の質に対する関心度が最も高く、2010年・2011年と比べ約14ポイント上昇した。

一方、最近世間をにぎわせている「PM2.5」については、回答者の認知度は低いことが明らかになった。「PM2.5という言葉を耳にしたことがある」と答えた市民はわずか24.2%、しかも、その人たちの中でPM2.5が大気汚染と関係がある用語であることを知らなかった人は半数以上に達した。

環境情報の公開に携わる公衆環境研究センターの馬軍(マー・ジュン)主任は「PM2.5という言葉を知っている北京市民の割合は24.2%にとどまっているが、北京の総人口が2000万人であることを考えれば、この言葉を知っている人は実際かなり多数に上る」と指摘。「2009年当時、環境問題に対する市民の意識はかなり高かったが、PM2.5という言葉を知っている人は極めて少なかったに違いない。しかし、その後2年間で環境を取りまく状況に巨大な変化が生じた。PM2.5はごく最近クローズアップされ始めた目新しい事象であり、それを知るようになった人はこの2年間で大幅に増加したことは確実だ」と語った。

馬主任はまた、PM2.5の危害、定義、予防などの具体的知識を市民に普及する業務を今後さらに強化する必要性も強調した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)