イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督は12日、マンチェスター・シティで前節のメンバーから外されたことについて、FWマリオ・バロテッリが「真剣に心配している」と語った。そして、この選択はロベルト・マンチーニ監督によるテクニカルな決断だったと話している。

英紙『サン』は、トッテナム戦の12時間前にバロテッリがレストランバーにいたことを報じている。そのため、これがメンバーから外された理由と推測するのは当然だろう。だが実際には、マンチーニ監督は練習での意欲のなさから、バロテッリをメンバーから外すことをすでに決めていたようだ。

その結果、バロテッリがマーケットに出されたと言われるのは当然だろう。ただ、その代役としてアトレティコ・マドリーFWラダメル・ファルカオを獲得するかもしれないというのは予想外だったかもしれない。以前からチェルシーが狙っている選手だが、シティの参入で価格が高騰するのは避けられないだろう。アトレティコは5500万ユーロ(約55億円)に違約金を設定している。

一方、レアル・マドリーはイングランドの新星を狙っているという。イングランド代表に初招集されたクリスタル・パレスの20歳のFWウィルフレッド・ザハだ。

また、マンチェスター・ユナイテッドは、ポルトの21歳のMFハメス・ロドリゲスを追っているという。アレックス・ファーガソン監督は7度もスカウトを派遣したそうだ。もう一つ、重要なニュースは、2013年までとなっているDFリオ・ファーディナンドとの契約を延長しないかもしれないということだ。

チェルシーで出場機会を得ていないMFオリオル・ロメウは、スペインに戻るかもしれない。エスパニョールとバレンシアが気に入っている。以前にペスカーラも打診したのだが、ロベルト・ディ・マッテオ監督は「ロメウはチェルシーに必要」と明言している。