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アジアで最もエキサイティングな旅先のひとつとして、注目を集める国際都市・マカオ。中国本土と地続きでありながら、ポルトガルの植民地として長年、東西文化を融合し続けてきたこの都市には、東洋人にとっても西洋人にとっても、ここにしかないエキゾチックな魅力がある。この都市に、5年前誕生したのがコタイ・ストリップ。その中心にはベネチアン・マカオや数々のショップ&レストラン、エンターテインメント施設を有するマカオ初の複合リゾート都市サンズ・コタイ・セントラルがあり、マカオで最もホットなエリアとして国内外の旅行客の様々なニーズに応え続けている。このリゾート都市の中心に2012年9月20日、「シェラトン マカオホテル コタイセントラル」が開業した。


シェラトン ・マカオの客室イメージ (c) The Sands Cotai Central

その規模は、シェラトンホテルとして世界最大。スカイ、アースという2つのタワーに、3890もの客室数を誇る。ほとんどの部屋から、コタイの華やかな街並みが見渡せるという立地も魅力だ。また、滞在したゲストの間でも評判の「シェラトン スイート スリーパーベッド」での寝心地が抜群なことも特筆すべき。大いに遊んで、大いに休み、その翌日はリフレッシュした心と身体で、また大いに楽しむことができるからだ。

5つのエレメントで心身のバランスを整える シャイン スパ フォー シェラトン

もちろん、ホテル内にはスパ「シャイン スパ フォー シェラトン」も併設されているので、日ごろ溜めこんだストレスや遊び疲れた心身に極上のリラックスを求めることもできる。旅行中でも、健康的でバランスのとれたライフスタイルを維持できるようにと配慮されたスパ施設「シャイン スパ フォー シェラトン」では、心身のバランス回復と健康促進に焦点を当てたメニューが豊富。西欧の伝統と風水の原理である5つのエレメンツ(金、木、水、火、土)の融合から発想を得たトリートメントが受けられる。まず、問診により自分の体質や今求めるものを5つの要素から見つけ出し、それに合ったアロマ、お茶、施術、音楽を選ぶところからスタート。木ならば溶岩バンブーマッサージ、火ならばキャンドルマッサージなど、それぞれのエレメントを前面に打ち出したシャインスパでしか受けられない施術もユニーク。さらにここでは、ネイル、ヘアのサロンも併設されているので、思い切りおしゃれして出かけたい夜にも心強い存在だ。

写真上:シャイン スパ フォー シェラトン(c) The Sands Cotai Centra


エンターテイメント都市 マカオを遊び尽くす
カジノ、ショッパーズコタイ、ライブエンターテインメント…



カジノ(c) The Sands Cotai Centra

ここ数年でマカオに起きたスタイリッシュな変化には、郊外型ギャンブル都市だったラスベガスを世界的なエンターテインメント都市として変貌させたラスベガス サンズ社の功績がある。つまり、ラスベガス同様、マカオも大人だけの街ではなく、家族で楽しめる街へと変化しているのだ。シェラトン内にもカジノがあるので、ビギナーが「my first casino experience」として人生最初のカジノを気軽に安心して初体験するのにもいいのだが、多くのホテルが施設内を移動する際にカジノを横切らなくてはならないことに比べ、シェラトンではカジノを通らずに施設内を移動できるように設計されているのが特徴的。それにより、小さい子供を連れた家族旅行もぐんと身近に。子供用ベッドや子供用のバスローブ、アメニティ、ゲームなどがあるファミリースイートや、託児員が担当するシェラトン キッズアクティビティ(アート&クラフト、オリエンテーリング、プールゲーム)も用意されていて、家族での旅にもきめ細やかに対応。時期によっては子供でも楽しめるワークショップも毎日開催されるなど、家族連れでの滞在サービスも充実している。また、シェラトンに隣接するショッパーズコタイでは、600にも及ぶ世界有数のブランドショップ、100軒以上ものレストランやカフェが楽しめるほか、ライブエンターテインメント、カジノへのアクセスもスムーズ。あらゆる楽しみが、とても身近に、そして気軽に楽しめるので、時間の限られた週末旅行でも存分に楽しめそうだ。

シェラトンに隣接するショッパーズコタイ(c) The Sands Cotai Central

マカオへは、成田から直行便で約5時間。そしてマカオ国際空港から車で5分の場所に位置するこのエリアは、マカオ全土へのアクセスもスムーズ。サンズ・コタイ・セントラルでは無料のシャトルバスも用意されているので、エリア内観光はもちろん、数ある世界文化遺産や歴史地区への観光もと欲張ることもできるのが嬉しい限りだ。今後も周辺エリアは発展し続け、まだまだ大きな可能性を秘めているエンターテインメントシティ、マカオ。流行に敏感な女性たちの中には、すでに何度となく足を運んだという方も多いだろう。だがもし、ここ5年間ではまだという方は、その目覚ましく華やかな急成長を目撃するため、ぜひ出かけてみて欲しい。刻々と変化し、楽しみ方がさらに多様化しているこの街は、欲張りなあなたにこそおすすめしたい。エンターテインメントシティとして新しく生まれ変わりつつあるマカオに、世界最大のシェラトンが誕生したことで、女性同士はもちろん、家族でも訪れる楽しみがより増したと言えるだろう。

シェラトン マカオホテル コタイセントラル

2012年9月20日、華やかにオープンした「シェラトン マカオホテル コタイセントラル」。実は、2012年はシェラトンにとって75周年を記念する祝いの年。マカオ最大にして、世界中のシェラトンホテルの中でも最大のホテルであるシェラトン マカオホテルの開業は、いってみればひとつの節目。力の入れようは、クラブラウンジ、フィットネススタジオ、シャインスパなど、すべてにおいてシェラトン最大規模を誇る数々の施設からも読み取れる。スパでは、フードやドリンクをオーダーできてグループ利用も可能な個室も用意されており、女子会のニーズにも応えるというきめの細やかさ。(個室は最大6人まで利用可能)。75年の経験からサービスを知り尽くしたシェラトン、その進化に期待して。


HOTEL INFORMATION:
住所:Estrada da Baia de N. Senhora da Esperanca, s/n, Taipa(コタイ地区)
Tel:+853-8118-3388
アクセス:無料シャトルバス利用で、タイパ・フェリーターミナルより約5分、マカオ・フェリーターミナルより約20分。コタイ地区の各リゾートホテルとの間に循環シャトルバスも運行


(text by Jun Makiguchi)