インテルが8日、キャンプ地ピンツォーロでお披露目イベントを行った。5000人が集まったイベントでは、選手がそれぞれステージに登場し、サポーターにあいさつ。新加入のGKサミル・ハンダノビッチやDFマティアス・シルベストレも拍手で迎え入れられた。

シルベストレは「インテル戦でゴールを決めたことがない? そうだね。でも、今はここにいることをうれしく思うし、みんなにあいさつするよ」とコメント。MFリカルド・アルバレスは、「勝たなければいけない。かつての僕らに戻るためにね」と述べている。

リーダーの一人であるMFエステバン・カンビアッソは、「インテルで8年。誇りに思うし、幸せだよ。これほど多くの試合をこなせるとは思っていなかった。ゴール? それは大事じゃない。大切なのは、特に君たちサポーターのために勝つことだ」と話した。

続いて、やはり新加入のFWロドリゴ・パラシオは、「スクデットを獲得したら、三つ編みをカットする。全部じゃないよ。少しだけならイエスさ。インテルではとてもよく迎えてもらった。君たち全員に感謝している」と約束している。

アンドレア・ストラマッチョーニ監督は「私はローマで生まれ、常にローマファンだった。だが、それから大きく落胆したんだ。自分では恋人に振られたようだとしている。でも1年後、私はインテルと出会った。そして、惚れ込んだんだ」と語った。

最後はもちろん、キャプテンのMFハビエル・サネッティ。同選手は「何としてでもピッチの上で、君らの愛情すべてに報いたい。本当に心から感謝している」とコメントした。また、キャンプに合流していないDF長友佑都は、ビデオメッセージで「Chi non salta rossonero è(跳ねないヤツはミラニスタだ)」と歌った。