ファン・ニステルローイが現役引退を発表「関わったすべての人に感謝したい」

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 マラガに所属する元オランダ代表FWのルート・ファン・ニステルローイが14日、現役引退を発表した。35歳のストライカーは記者会見の場で、「昨日の試合が僕にとってプロとして最後の試合になった」とスパイクを脱ぐことを表明している。

「昨日がプロとして最後の試合になった。今年の2月、3月に引退を決意したんだ。今まで関わったすべてのクラブ、選手、スタッフ、ファンに感謝したい。マラガのプロジェクトは夢のように素晴らしいものだ。チャンピオンズリーグ出場権を獲得したことを心から祝いたい」

 1993年にオランダのFCデン・ボスでキャリアをスタートさせたファン・ニステルローイは、ヘーレンフェーンを経て1998年にPSVに加入。2年連続でリーグ戦得点王に輝くと、2001年にマンチェスター・Uに移籍。プレミアリーグ得点王を獲得するなど、イングランドでも活躍を見せると、2006年からはレアル・マドリードでプレー。その後、ハンブルガーSVを経て、今シーズンからマラガに加入。3度のチャンピオンズリーグ得点王の経験を生かし、エースナンバー「9」を背負うと、マラガをクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場に導いた。