フランス人女性のブログ「Woven Way」では、筆者が日本を訪れて感じたことを伝えている。

 日本を旅行する以前は、筆者は日本についての知識がほとんどなく、日本人はとても礼儀正しく、毎日魚を食べるイメージしかなかったと語る。

 そんな筆者が、日本を訪れてまず驚いたのが、街のいたるところに音楽があったことだという。例として自動販売機を利用した時には、ジャックポットに入り大当たりをしたかと思えるほど、電気が光り、音楽が流れたと伝えている。ほかにも、日本の街を歩いているだけで、アニメ作品の音楽が流れている気がするほど、フランスとは異なる雰囲気であったと述べている。

 また、筆者にとって日本は「不思議なことがたくさんな国」だったという。例えば、東京ではニューヨークにいるように感じたり、街にはごみ箱がないのに、ごみがなく清潔だったことや、地下鉄の駅を出ると、必ずと言っていいほど商業地区だったことも、日本独特だったとつづっている。

 中でも筆者が印象を受けたのは、日本人の着こなしだ。フランスでは着こなしには個人差があるが、日本ではほとんど全員の身なりが良かったと筆者は語る。

 また筆者は日本の多くの場所でフランス語表記を目にしており、日本人がフランスに対して良い印象を抱いていると感じたという。さらにフランス人よりも平均労働時間が長く収入が多いため、フランスの高級ブランドなどを気軽に購入できるのではないかとの見方を示している。  フランス人にとっては、日本はまだまだ不思議だと思える点が多く、これも海外からの観光客を魅了している様子がうかがえる。(編集担当:山下千名美・山口幸治)