昨シーズンはDFイェロメ・ボアテングとDFヴァンサン・コンパニだった。今回は、DFマイカ・リチャーズとFWマリオ・バロテッリだ。英紙『ガーディアン』によると、リチャーズが練習中、バロテッリに手を出しかけたという。

報道によると、両選手はミニゲームの終わりに衝突。問題の場面を目撃した人物は、2人の間にはキツい言葉が飛び交い、最後にはリチャーズが怒りを爆発させ、バロテッリに飛びかかろうとし、ほかのチームメートたちが何とかそれを食い止めたのだと主張している。

『ガーディアン』はそのときの様子を写した写真を掲載した。この写真により、マンCは両選手のいさかいを認めざるを得なくなった形だ。だがその後、大きなアクシデントではなく、アーセナルとのデリケートな一戦を控えたストレスによるもので、ドレッシングルームに戻ってからはすぐに忘れ去られたともつけ加えている。

リチャーズ本人も『ツイッター』で、「僕とマリオはすべて大丈夫だよ! 練習ではこういうこともあるし、最後には握手をかわした。情熱があるってことなのさ!」とツイートしている。

確かに、こういうアクシデントは起こり得る。だが、マンCではより簡単にその場面が目撃されているのだ。それは、キャリントンの練習場に近づくのがより簡単だからである。そのため、クラブはやじ馬や“スパイ”を遠ざけるべく、新たな囲いを設けることに決めている。