チェーザレ・プランデッリ監督が率いるイタリア代表に、最悪の知らせが届けられた。26日に行われたレアル・マドリーとの試合で負傷したビジャレアルFWジュゼッペ・ロッシのケガは、予想以上に深刻なものだった。G・ロッシは右ひざ前十字じん帯を断裂していたのだ。

G・ロッシはすぐにバレンシアで手術を受けることになる。回復までには少なくとも4カ月が必要だが、損傷の程度いかんで離脱期間は6カ月まで延びるかもしれない。その場合、来年6月にポーランドとウクライナで開催されるEURO12への出場も危うくなる。なお、ビジャレアルも公式サイトでG・ロッシの負傷を認めた。

代理人のフェデリコ・パストレッロ氏は、EURO12までの回復を信じているようだ。

「ジュゼッペは落ち着いているし、断固たる決意をしている。リハビリを始めるために、できるだけ早く手術することを望んでいるよ。今日は10月27日。リーグ戦が終わるまで6カ月あるし、EUROまでは8カ月だ。回復するための時間はある。サポーターには安心してもらいたい。私は、彼がEUROに必ず出場できると確信しているからね」

一方、プランデッリ監督は「我々にとって最悪の知らせだ。だが、彼のことを待とう」とコメント。「連絡しようとしたんだが、留守電だった。彼は落ち着いてプレーを再開する日のことを考えなければいけない。我々は待っているよ」と続けている。