17日深夜、TBSのスポーツ番組「S1」では、「なでしこ7days」として、ロンドン五輪予選から帰国した彼女達の一週間を伝えるとともに、帰国直後の澤穂希、川澄奈穂美、近賀ゆかり、岩清水梓に対し、「佐々木監督に今だから言いたい事」という質問をぶつけた。

まず、「あれ、書いちゃお」と切り出した澤は、「守備の指示の時に、“前がかり”で行けって言わなきゃいけないのに、“前かがみ”で行けと何回間違いを指摘しても日本語を覚えないところ」というエピソードを披露、周囲の笑いを誘う。

すると、川澄、近賀、岩清水は、なんと３人とも同じ回答に――。その“言いたい事”とは、佐々木監督が指示した“キープの早さについて”だった。

北朝鮮戦では、残り8分という段階から“ボール・キープ”の指令を出し、選手たちを戸惑わせたという佐々木監督。近賀は「なかなか体験したことがないというか、ボールキープのあの長さは。もうちょっと短い方がいいかなというお願いです」と苦言を述べ、川澄もまた「さすがに8分間はキープできないんじゃないかな」と苦笑い。

それでも、自由に意見が言い合えるのもなでしこジャパンの特徴だ。岩清水は「選手の意見を聞いてくれる面はあります」とフォローし、最後は澤が「みんなを和ませてくれるというか、そういう雰囲気にしてくれる監督」と、見事にまとめた。

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